私も高校時代に吹奏楽で県大会に出たことがありますが、うちの高校は県大会にはなかなか進めませんでした。(金賞でも推薦されない場合は『ダメ金』というらしい)
姪っ子たちは、見事関西大会への切符を手に入れました。それも突破して全国大会に進めば、3年連続です。全国で戦えるチームでがんばっている姪の姿はとても誇らしく、そしてうらやましく、今の貴重な経験はきっと何事にも代えがたい人生の糧になるだろうと思いながら、合唱を聞いていました。
私は、歌謡曲を聞いているときは、歌詞の意味はほとんど何も感じませんが、合唱となると、別のようで、歌詞がすうっと頭や心の中に入ってきました。これが、言葉に気持ちを込めて、相手に伝えるということなのでしょうか。
金・銀・銅は私にはあまりよくわからないのですが、いくつか気に行った歌詞や曲があったので、書いておこうと思います。研究演習で合唱コンクールの歌詞を分析した学生がいましたが、これはとても面白いと思います。好まれる語彙が必ずありそうです。
「信じる」(谷川俊太郎作詞、松下 耕作曲)
笑うときには大口あけて
おこるときには本気でおこる
自分にうそがつけない私
そんな私を私は信じる
信じることに理由はいらない
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混声合唱とピアノのための組曲《宇宙の果物》より
「曙」(宗 左近作詞、鈴木 輝昭作曲)
混声合唱とピアノのための《四つの断章》より
「苦しみの日々」「哀しみの日々」(茨木のりこ作詞、松下 耕作曲)
「願いごとの持ち腐れ」(秋元 康作詞、内山 栞作曲、横山潤子編曲)
→後で調べたらAKBの曲でした