「動物の幸せを結ぶ会」---里親通信&活動報告---

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ALIVE-news ◆原発警戒・避難区域の家畜:国会での動き

2011年05月18日 | 東日本大震災ペット

[ALIVE-news]より転載いたしました。

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 ◆ ALIVE-news ◆原発警戒・避難区域の家畜:国会での動き┃2011.5.17
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 5月16日の国会衆議院予算委員会で、20km圏内の家畜やペットの問題
 が取り上げられました。また、有志の議員の方々が尽力されています。

 ◎衆議院インターネット審議中継:
 http://www.shugiintv.go.jp/jp/
 城島光力衆議院議員(民主党)による質問

 ◎YouTube:
 20k圏内家畜・ペット 城島衆議院議員が国会で質問:
 http://www.youtube.com/watch?v=Us6aPkiRj9c


 ◎たまき雄一郎衆議院議員のブログ:
 サンクチュアリ構想(衆議院予算委員会での政府答弁):
 2011年05月16日
 http://ameblo.jp/tamakiyuichiro/entry-10893268377.html
 20km圏内の家畜について、安楽死が原則だけれども、一定の条件の
 下に、家畜の生存に向けた可能性を探るべきではないかと質問しました。
 これに対して、農林水産大臣から、以下のような答弁を引き出しました。
 ①学術的な意義があるなど公益性が認められる。
 ②スクリーニング、除染等が的確に適切に行われる。
 ③大学などの受け入れ機関において十分な監視が行われる。
 ④食用には供しない。
 などの条件が満たされれば、具体的な要望について検討すると。


 ◎高邑勉(たかむらつとむ)衆議院議員のブログ:
 総理に「突撃」~そういうことが出来るなら・・・指令下る:
 2011年05月16日
 http://www.takamura-tsutomu.com/archives/1470697.html

 ---------以下、報道記事------------

 【警戒区域の家畜 飼育継続を検討】
 NHKニュース:2011年5月17日 0時36分
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110517/k10015927071000.html
 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、立ち入りが禁止された
 警戒区域内の家畜を巡って、民主党は、所有者が処分に同意しな
 い家畜を区域内の特定の場所に集め、研究目的での飼育を認める
 ことができないか検討を進めています。
 (略)
 民主党は、処分の同意が得られない家畜については、警戒区域内
 の特定の場所に集め、比較的低い濃度の放射性物質による家畜へ
 の影響の研究を目的に飼育を続けることを認めることができないか
 検討を進めています。また、こうした飼育を継続する場合には、
 家畜の世話をする必要があるため、民主党では、地元の自治体
 や畜産農家などと調整を進めています。調整にあたっている
 民主党の高邑勉衆議院議員は16日、菅総理大臣にこうした内容
 を説明したのに対し、菅総理大臣は「農林水産省とも、よく相
 談して検討してもらいたい」と述べました。


 【警戒区域の家畜 安楽死は間違いと政府を追及】
 [サーチナ]:2011/05/16(月) 19:22:31
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0516&f=politics_0516_014.shtml

  政府は東京電力福島第一原発から半径20km圏内(警戒区域)
 の家畜について、所有者の同意を得て安楽死させ、ブルーシート
 で覆う措置を打ち出したが、阿部知子衆議院議員(社会民主党)
 は16日の衆議院予算委員会で「殺してブルーシートは間違っている」
 と政府の対応を厳しく批判した。
 (略)
  鹿野道彦農林水産大臣は「原子力安全委員会と連携をとって
 判断しており、内部被曝については中々難しいということをご
 理解頂きたい」と今回の措置が農水省単独の判断でないことも説明し、
 理解を求めた。
 (略)


 【家畜を安楽死、納得いかず独自調査】
 MBSニュース:(2011年05月16日16:42)
 http://www.mbs.jp/news/jnn_4726362_zen.shtml
  政府は先週、福島第一原発から半径20キロ以内の家畜を安楽
 死させると発表しました。しかし、政府のやり方に納得がいかない、
 ある牧場主が立入禁止区域内に入り、独自に放射能汚染の調査を
 しました。
 (略)「何の調査もなく、補償も示されない中で殺処分が発表された。
 現場が本当に汚染されているのか、検証はもっと(国に)やってもら
 いたい」(警戒区域内に牧場を持つ村田淳さん)
  そこで、村田さんは放射線専門の獣医師らに大気や土壌汚染の
 調査を依頼。14日、獣医師らが特別な許可を得て、立入禁止区域
 内に入りました。
  「こっちは振り切れてますね」(獣医師)
  簡易の放射線測定器では測れないほどの放射線量、13.7マイ
 クロシーベルトを計測。これは、通常の放射線量のおよそ250倍
 にあたります。
  どの放射性物質がどの深さまで浸透しているかを調べるため、
 20センチほどの穴を掘り、土を持ち帰りました。村田さんは、
 牛がたとえ健康だったとしても市場に流通させることはできない
 と考えています。それでも、生かしておく意味はあるといいます。
  「全部殺してしまえば、もうそこで終わり。原発の事故を語り
 継ぐ意味からも生かしておいて、命を全うさせて後世に伝えて
 いくことはある意味で大切だと思う」(村田淳さん)
  安楽死処分以外の道はないのか、畜産農家の模索は続きます。
 (2011年05月16日16:42)

 ----------以上----------

 

「ALIVEーnews]より転載です


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