”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話・・・ビジネス編(28)

2006年02月27日 22時25分19秒 | ビジネス

2月27日(月)時々
トリノオリンピックもようやく終わりましたが、やっぱり日本人選手がなかなかメダル取れないと盛り上がりませんよね。112人も参加してメダル1個ではちょっと寂しいです。その1個の金メダルを取った荒川静香選手はかっこよかったですね。あまり知らなかったけどスケーティングがすごくうまい選手ですよね。あんなかっこうで微動だにしない優雅なスケーティングは基本がしっかりできている証拠です。とかく基本を忘れてテクニックばかりを使いたがる世の中になっているような気がしますが、地味な基本が忠実にできてこそ長続きがすると言うものです。
そこで今日の話は”継続は力なり”と言う話にしましょう。
自分の経験から言わせてもらえば、僕はシステム営業をやることになってから何回か挫折仕掛かったことがあります。一度目は出向でベンチャー企業にいた時、2度目は復帰後上司にきさま首だと言われた時です。

一度目の時は今ここで辞めたら単に出向させられたのは、できが悪くて出向元では丁度いい厄介払いができたと思われるだけだと思ったことといっしょに出向してきている14人の仲間に申し訳ないと思いました。そこで意地やプライドを捨てて、自分のできる最大の努力をしてからあとでも辞めるのは遅くはないと覚悟をきめました。そしてわからないことはなんでも素直に聞いて回りました。そこで自分の得たものは、ぶつかってみると道はおのずと開けると言う体験でした。この期間に僕は後に戻ってからの数々のいい思いの基礎ができていたと今になって思います。僕の自分史博物館には当時作ったファイルが山のようにありますが、ほとんどがコンピューター通信のプロトコルやパケットネットワークの設計法に関するものばかりです。はっきり言ってそのファイルが役に立ったことはありませんでしたが自分の自信につながったのは確かです。基本となる考え方と言うか哲学が、頑張って続けていく中で、できてきたのだと思います。僕はそんなにできる人間でもないけど基本を自分なりに考えながら続けていたからあとの人生があったと今確信してます。

2度目は上司と意見が対立した時でした。”きさまには頼まん、きさま首だ”と言われた時はすごくさびしい思いをしました。やり方を議論して、自分の思いと方法論を言っただけなのにそんな言われ方をしたらなさけなくなりますよ。残念ながら同席の同僚・部下も同じ思いだったはずなのに誰もなにも言いませんでした。僕もどちらかと言うと頑固な人間ですから、もう覚悟を決めてやることにしてました。自分の信じた道を貫くにはサラリーマンなら首は覚悟でやってだめなら自分が悪いのだからあきらめると開き直ってやってました。でも世の中はまんざら捨てたものでもないもので、辞める予定がまた先輩達に拾ってもらい、同じ仕事を続けていけることができたのでした。その2年後当時の同僚やその部下達は依願退職やら降格となってしまい、一番わりを食ったはずの僕のところはみんな元気にやっているようです。僕はつくづく思います。世の中に対して正しいことは正しいのだと。あの時僕が迎合していたらみんなもタダではすまなかったろうし、今の僕もなかったのですから。無事退職できたからこんなこと書いてますけど、きっと僕は運がよかっただけかもしれません。

自分の選んだ道を続けていくには、基本を忠実に実践する時期やそこで培われた仕事に対する哲学は容易にまげてはダメだと言う事を体験してきました。もっとも誤解してもらっては困ることは自分の哲学が世の中や技術の流れにあっているかどうかを常にチェックして、それに合わない哲学をまげるなとは言ってませんから。自分の考え方や哲学は時代とともに修正が必要なものです。変わらないのは生き方だけだと思います。

今日の教訓

”自分が選んだ道ならどんなに苦しくても続けなさい。そして続けるためには基本となる訓練は毎日少しでもいいから続けることです。続けることにより自分なりの見識が出来上がってくるものです。”

と言うことだと思います。今日の話はすごく読みにくかったと思います。ここまで読んでいただきほんとうにありがとうございます。謝謝!ではまた明日


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