”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話・・・ビジネス編(131)

2007年10月25日 23時09分26秒 | ビジネス

10月25日(木)晴のち曇
僕のブログのビジネス編は、この2年間で130回も書いているのだけど、多分ビジネスのノウハウと言うか儲け話と言うかそのたぐいの話はほとんどありません。どちらかと言うと心の持ち方とか人間としての生き方の問題をとりあげていることが多いと思います。それには二つの理由があります。

一つは僕があまり儲ける事ができないからです。どちらかと言うとお金があればほとんど使ってしまうからです。ただ自分は自分が儲かれば、その儲けに係わった人たちと喜びを共有することにほとんど使ってしまうことが多いのです。その方が生き方として上等だと思っているからかもしれません。でもおもしろいもので折角得たお金を使ってしまい”俺はバカなヤツだな”と思いながら本来のビジネスなり頼まれ事なりやっていると、またお金は戻って来るような気がします。多分大金持ちには絶対なれないけど、自分の汗水たらして得たものの一部を社会の係わりに還元するとまためぐりめぐって元に戻ってくるようなものなのかもしれません。

第二はビジネスに対する考え方が儲けることとは思っていないからです。正しい生き方なり正しい道を歩んで得られる報酬として、自分らしい生き方ができる報酬さえあればそれ以上欲張る必要もないと思っているからかもしれません。最近ビジネスで成功したと言われている人が偽装とか詐欺とか悪いことをして儲けていたのがばれて結局は会社をつぶしてしまう事例が非常に多いですよね。ここ10年で昔からの有名な会社が存続を許されなくなった例は非常に多いような気がします。いったい何がこの国をこんなにしてしまったのでしょうか。自分は心の持ち方や人間としての生き方の根本が教育されていない人達多くなりすぎたのかなと思います。お金が儲かれば何をやってもいいと言った考え方が平気でまかり通ること自体異常なことだと思います。江戸時代には武士は人としてのプライドが最優先であったような気がするし、そのための精神修養が子供の時からされていたのだと思います。ところが現在は物質だけは豊かになったけど精神はだれも教えられないし教えないから、ただ物質の豊かさだけを求める風潮ができ、ビジネスにおいても儲け主義になってしまっているような気がします。
だから自分はこれからビジネスを展開する人たちに心のあり方や生き方を勉強してほしいと思うし、そのような精神からほんとうのビジネスの成功があると信じている。でもそのようなビジネスは多分マスコミは取り上げないだろうし世間も騒がないと思う。ただ社会の中で空気のような存在だけどなくなったら私達の生活もままならないビジネスをもくもくと営んでいる人たちもいることを知ってほしいし、そう言う人達の哲学を後世に脈々と引き継がれて行く日本であってほしいと思う今日この頃です。
偉そうなことを書いてしまいましたが、僕はそんな哲学を持っているわけではないけど、ごく一般的な人間としての叫び声をあげているだけです。以前にもちょっと紹介した「The Greatest Salesman in the World」と言う本を翻訳しているのですが、現在75%ぐらい終ったところで、まだ訳を紹介できないけど、ここに書かれている内容はほとんど儲けのノウハウではなく、正しい心の持ち方が結果として成功に至ると言った内容です。いずれこの本の紹介もしたいと思いますが、いままでブログで書いた「大学」「中庸」の儒学にも似ているし、中村天風語録にも似ているところがあります。結局人としての生き方が社会に受け入れられる生き方でなくては何事もうまくいかないと言うことなのでしょう。そしてそれは必要条件であるけど十分条件ではないと言うことです。だから正しい生き方をしたからと言ってもうまくいかない時もあると言うことなのでしょう。
訳のわからないことを長々書いてしまいました。ここまで読んでくれた人ありがとう。でもつまらない話をごめんなさい。次はもっとわかりやすくなるよう努力します。


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