西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

奈良の建築技術者連と奈良町を歩く

2006-07-23 | 住まい・建築と庭
今日の日曜日、午前中、奈良の建築技術者連8人と奈良町を歩いた。男性5人、女性4人である。奈良女出身者も一人いる。実は11月の下旬に奈良町で「建築とまちづくり展とフォーラム(仮称)」を開くための下見である。先ず、奈良女子大の奈良町セミナーハウスに行った。(05年10月31日ブログ参照)ここが11月の主会場の予定のためだ。管理者の上野邦一さん(奈良女子大生活環境学部長)の了解も取っていると言う。行くと、夕べから泊まっていた4人が迎えてくれた。3人は女性で、奈良女子大でやっている「地域女性リーダー養成講座」に参加した中年女性で、その後、自ら自主的に活動していると言う。一人は若い男性で中国系、名刺交換したらBBCのアシスタント・プロジューサーで参加型取材をしていたようだ。彼等は昨夜は蚊帳を釣って蚊取り線香を燃やして窓を開け放って寝たようだ。彼等の退散後、我々は自己紹介しつつ、私がこの「セミナーハウス」が出来てきた経緯を話した。その後、皆は11月の会に備えて部屋の大きさの計測や写真を撮っていた。そこから「奈良町物語館」に行った。11月の会の懇親会場の予定である。ここを管理する「ならまちづくりセンター」のF.さんが迎えてくれて説明してくれた。ここは阪神淡路大震災後の1995年にスタート、11年の歴史を持つ。それから民間の「奈良町資料館」に行った。昔の民俗資料も沢山展示してある。昔の「ドアノッカー」のようなものがあり右から「田○牛」と書いてある。○の所を木槌で叩くのである。この字を何と読むか、クイズになっていたが、実は「たのモウ!」である。昔も洒落っ気があったのだと思った。今日は日曜日で観光客は多かった。姉妹都市の小浜市の人たちも来ていた。昼食は、結局、鰻の「江戸川」となった。そう言えば、今日は「土用の丑の日」である。土用の鰻は平賀源内が広めたようだ。13時過ぎに解散、私にとって久しぶりの奈良町散歩だった。幸い、今日は足の膝は調子が良かった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿