西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

ネットワーク社会とガラパゴス

2006-09-29 | 色々な仮説や疑問
ネットワーク社会は、例えばSNSとしてmixiや「スローネット」等色々あって、場合によって全世界覆い尽くそうみたいな感じもある。しかし、そんなのに乗らなくても幸せに生きていけるよ、という哲学もあるだろう。大抵がそれに近く、一寸インターネットでつながっておこうか、という感じだろう。まあネットワーク社会では、その進化の法則があるのだろうが、それから隔絶した社会でも進化の法則は静かに働いているだろう。先日NHKTVの「ダ・ウイーンが来た」でガラパゴス諸島の状況を見てそう思った。沢山鳥がいるが嘴がえさの虫や実を取るのにあわせて細かく進化している。小枝を使って木の穴から虫を追い出す知恵も獲得している。「無視」できない知恵だ。こういう「知恵」は我々の近くの鳥にはない。それにガラパゴスには人間というものがずっといなかったので鳥でも、ダ・ウイーンが皿で水を飲むと向こうにとまるほどだったようだ。今でもそれに近いようだ。こういうユニークな進化は「隔絶社会」で起こってきたのだ。まあ忙しくいくか、静かにいくか、中間でいくかは、個々のライフスタイル選択に違いないが・・。私はどうも「中間」より「静か」寄りがあっていそうだ。

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