西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

速読と遅読

2011-11-29 | 生活描写と読書・観劇等の文化
テレビ「あさイチ」で速読と遅読のことをやっていて興味深かった。

速読は、やり方があってキッチリ訓練すれば誰でも今より数倍のスピードになる。それは「視野」が広がることでもあり、食器が「落ちて割れる」前にパッと手で受け止めるとか、素人でも150km/時スピードのボールでもバットに当てれるようになるという。

当然プロの選手も「速読術」をやれば、打率が上がるのではないか。事実プロボクサーが「速読術」の訓練をして、負けなしになったという。繰り出すパンチが全部「見えている」とのことだ。

一回試してみるかな。

一方の遅読(ちどく)も面白い。灘中・灘高(旧灘中)の名物国語教師(99歳、現在)は中学3年間のテキストに岩波文庫の『銀の匙』1冊を使い、ゆっくり脱線しつつ授業を進めたようだ。まあ本をゆっくり読めば、いたるところで引っ掛かり横道に入るのが必然だ。

確かに読みが深まるだろう。

他に何冊かを家の中の別の空間で読み進めている人もいる。研究テーマを複数並走させるのと似ている。複数の本が互いに響きあうことがありうる。

私は、ノートに写しながら複数本を遅読しようと思っている。

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1 コメント

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繰り返し (ゆうぜん)
2011-11-29 21:52:39
わたしはわりと読むのが早いのですが
気に入ると何回か読み返すことがあります。
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