西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

建築分野でもInter-war eraは豊潤時代か

2006-06-27 | 住まい・建築と庭
都市計画分野では、1919年から1939年の20年間のInter-war eraは豊潤時代ではないか、と前に書いた。(ブログ6月15日参照)近隣住区論やアテネ憲章等が生まれたからだ。建築設計の分野でも、ロッテルダム派(デ・スティール派)、ワイマールのバウハウス、フランスの純粋派等が活躍、アメリカでは高層建築花盛り、日本でも分離派が新風を吹き込み、ライトが帝国ホテルを作っている。国際的にCIAMも生まれた。
どうしてInter-war eraは豊潤時代なのだろうか。一方では1933年にナチスが政権を握るとかもあるが、1929年の大恐慌のあとのニューディール政策で、公共建築が沢山建てられたからだろうか。とにかく、この20年間は都市計画でも建築デザインでも興味深い時代である。

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