西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

「大連立」は、ほぼ無理となったが・・・

2011-06-16 | 時論、雑感
6月5日のブログで、世の(?)「大連立」傾向を批判し、おそらく無理、と言っていたが、大体その通りになりそうだ。

民主党が頼りなく政策も自民党と大筋で変わらない(例えば、普天間基地移転問題、オスプレイ配備問題で民意を無視ないし大軽視してアメリカの言いなりになっている。はっきり脱原発と言えないなど。)ので「大連立も可能か?」となるのだろうが、現在の選挙制のこと(現状では民主、自民で1議席を争う)や、それよりも第一に「大連立」のトップ候補がいるか、と言えば、いないのである。

つまり「大連立」で怖いのは、地方政府の東京都、名古屋市、大阪府の首長のような、ある意味で「カリスマ」的トップが出てくることで、そうなると国自体が「独裁的、ファッショ的」になるのだ。

大震災復興、原発事故収束で政府が「もたもた」しているから、国民がいらいらして「大連立」して「さっさとやれ」ムードが出てきているのだ。しかし、まあファッショ的指導者が出ない限りは、今のままの「大連立」は、より「もたもた」になるだろう。

だから、今は、民主、自民の「大連立」ではなく、オールジャパン、全党で智恵を集めるべきだろう。

しかし、それを実効的にするには日本共産党や社会民主党など(無所属も含め)革新勢力がもう少し勢力を伸ばさないと、と思う。民主主義の前進ために頑張って欲しいし、バランスを取るため一定の勢力になるまで応援したいと思う。

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