西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

イギリスでのイラク参戦検証について

2010-01-22 | 時論、雑感
今朝のラジオで、イギリスで国民要求に押されて、アメリカのブッシュ前大統領の「イラク攻撃」に引きづられて参戦を決めた当時のブレア政権の決定が正しかったのかどうか、一体どういう事実や証拠に基づいて判断されたのか等について、調査が始り、ブレア前首相も公聴会で証言するようだ。

先ず、どういう風に大統領が選ばれたのであれ、現代において主権国家のイラクを武力で「倒す」のは許されるのか、「大量破壊兵器」を保有していると言われながら実際にはなかったわけで、そういう情報は何処から出たのか、「事実」とどうして判断したのか、結論的に、参戦は正しかったのか間違いであったのか等々に答える検証がされるわけである。

ところが、日本では、当時の自公政権の小泉首相が「(何が何でも、大量破壊兵器の保有も)アメリカの言うとおり」と言って自衛隊まで派遣してしまったのであるが、大量破壊兵器がないことが分かっても、アメリカが撤退することになっても、「間違った判断をしてすみません」とも何とも言っていないのが前自公政権なのである。

こういうことでは、(民主党中心政権では、そういうことはないと思うけれど・・・)又ずるずると変な所に自衛隊を出すことになりかねない。しっかり、国民監視が必要だ。

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