西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

通天閣再建50周年

2006-10-28 | 時論、雑感
今日は大阪の通天閣再建50周年の日だ。昭和31年(1956年)10月28日に再建オープンしたのだ。最近は年に70万人の観光客があるようだ。50周年に当たり、天気予報が広く分かるようにするとか色々工夫もあるようだ。東京の東京タワー、名古屋のテレビ塔、パリのエッフェル塔と同じく大阪を代表する塔だ。
私の一つの「思い出」として通天閣の近くの一心寺に高口恭行和尚を昔訪ねた時、奥さんのお母さんが「離れ」で寝ているとのことだったが、足元の窓を開けると、そこから遥かに通天閣が見えたのだ。この「離れ」を計画する時に「それが見えるようにして欲しい」と義母さんが設計する高口さんに言ったようだ。まあ、エッフェル塔なら「見えるようにして欲しい」というパリっ子もいると思うが、あえて「東京タワーが見えるように」という江戸っ子は少ないのではないか。それに対して「通天閣が見えるなら見えるように」という浪速っ子は比較して多いのではないか、と思う。それだけ大阪人の風景に通天閣はしみ込んでいると思う。

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