西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

ガレキの分類、処理について

2011-06-09 | 地域居住学
東日本大震災からほぼ三カ月、海岸域には未だ膨大なガレキが横たわっている。今晩、テレビ「クローズアップ現代」でもその処理を扱っていた。

さて、これら、ガレキ処理について、例えばアルバムなど「我歴(がれき)」とも言えるものは当然拾い上げて持ち主に戻すべきだろう。他に木材ガレキを乾燥させ細かく割って「薪」にした例もある。

他には家電製品、鉄筋や鉄骨、コンクリートなどに分類できるのではないか。とにかく、こういうガレキはゴミと認識するのではなく資源と認識すべきであろう。リサイクルが一つのキーワードである。

まあ、最後にはガレキ・モニュメントもあって良いと思うが、どうだろう。

食欲を抑える食べ方

2011-06-09 | 色々な仮説や疑問
昨日のテレビ「ためしてガッテン」で、食欲をコントロールスル技をやっていて興味があった。先週は、冷凍レモンの効用だったな。

一二日前のブログで、人間の「異常な」食欲と性欲について書いたが、今日は、その食欲の「異常」の原因の一つの説明を聞いた。自然な食材を簡単な調理で薄い味付けでつくって普通に食べる分には、他の動物と同じくすぐに満腹を感じて「異常食い」になりにくいのではないか。

ところが、「見た目が美味しそう、香りが良い、甘みが付いている、油脂が付いている(霜降りなど)、出汁味がついているなど手の込んだ料理にし、グルメ情報で後押しする、料理を食べる時にはアルコールも飲む」などの沢山食べたくなる「食演出」が異常に発達する、さらに生活上「ストレスを受けたり」「睡眠不足になったり」すると「やけ食い」になる。

それらは動物としての「自然食」ではなく、人間としての「文明食、文化食」となって食欲を異常に刺激し(摂食中枢を刺激し)必要以上に食べてしまいメタボになるのだ。私の解釈。

では、どうしたら良いか。坂田利家さんの研究では、脳内のヒスタミンが増えると咀嚼中枢を刺激し、それが結節乳核頭を刺激し、それが満腹中枢を刺激して「食べかた止め」となると言う。では、脳内ヒスタミンを増やすには?30回しっかり噛むことだ、と言う。つまり、それが咀嚼中枢を刺激するのだ。

坂田さんは(一口30回噛むという)型を守って実践すれば効果がある、と言う。普通、味が濃く調理されているので30回も噛まずに飲み込むのだ。自然味だと30回噛むと「味」が出てくるのだ。玄米も美味しさが出てくる、キャベツの自然の甘さも出てくるのだ。やってみよう。

食べ物でヒスチジンを摂れば、それは脳内に入ってヒスタミンに変わると言う。そのヒスチジンを多く含むのはマグロやブリやカツオや鯖などと言う。それらは皆好きな魚である。

以上、人間の調理、料理、文字・写真情報などで「異常に」肥大化してきた食欲には、理性的計画的に立ち向かうことで、活路があるのかな。美味しい副食は、玄米飯で食べれば噛むことにバランスがとれて少食になる。全体的に少食になれば、世界の飢餓を減らすことにも貢献するのではないか。