まあ新聞社の世論調査は民意誘導と思っているが、今日の『朝日』に世論調査結果が載っていたので検討してみる。
大見出しは「退陣表明「良かった」52%」、中見出しは「「大連立を」53%」とあり、大連立に誘導しようという意図がみえみえだ。
少し詳細に見てみると、「菅首相の辞任時期」は、「原発事故収束のめどがついた後」が45%で一番多い。原発事故収束を何処に求めるかによって時期は変わってくるが、冷温停止は来年1月というのは楽観的過ぎで何十年もかかるという専門家もいるのだ。
「新首相で復興・原発対応は」については「いまよりうまく進むとは思わない」が、61%で国民の多くが、この課題は大変難しい、と認識している。「菅首相辞任後の政権枠組み」については三つしか選択肢をあげなかったために「民主、自民大連立」が53%になったのだ。
他方「自民党などが不信任決議案を出したことに対する評価」だが、「評価しない」が60%で「評価する」の倍もあるのだ。
「民主党がまとまっていたほうが良いか、分裂したほうが良いか」では、「まとまっていたほうが良い」が55%なのである。
表面的には、「大連立」が過半数だが、同時に自民党は評価されておらず、民主党も初心に帰って「まとまっていてほしい」が過半数なのだ。
だから「大連立」は現実不可能だし、変な「野合」は国民は認めないだろう。「緊急避難」が必要だとしても、だ。
大見出しは「退陣表明「良かった」52%」、中見出しは「「大連立を」53%」とあり、大連立に誘導しようという意図がみえみえだ。
少し詳細に見てみると、「菅首相の辞任時期」は、「原発事故収束のめどがついた後」が45%で一番多い。原発事故収束を何処に求めるかによって時期は変わってくるが、冷温停止は来年1月というのは楽観的過ぎで何十年もかかるという専門家もいるのだ。
「新首相で復興・原発対応は」については「いまよりうまく進むとは思わない」が、61%で国民の多くが、この課題は大変難しい、と認識している。「菅首相辞任後の政権枠組み」については三つしか選択肢をあげなかったために「民主、自民大連立」が53%になったのだ。
他方「自民党などが不信任決議案を出したことに対する評価」だが、「評価しない」が60%で「評価する」の倍もあるのだ。
「民主党がまとまっていたほうが良いか、分裂したほうが良いか」では、「まとまっていたほうが良い」が55%なのである。
表面的には、「大連立」が過半数だが、同時に自民党は評価されておらず、民主党も初心に帰って「まとまっていてほしい」が過半数なのだ。
だから「大連立」は現実不可能だし、変な「野合」は国民は認めないだろう。「緊急避難」が必要だとしても、だ。