西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

シロアリの研究

2009-08-23 | 住まい・建築と庭
最近、自分の家の補修に関して「シロアリの研究」をネットを使ってやり始めている。

一つの参考になるホームページ:http://www.sinfonia.or.jp/~isoptera/index.htm

ここでは、シロアリは、集団でのみ存続できる虫であり、そういう特徴を掴んで対処すべきとの基本姿勢だ。

その集団を維持する「装置」として「外骨格」と言われる「シロアリインフラ」がある。蟻道(ぎどう)、泥被(でいひ)、群飛孔(ぐんひこう)などである。

泥被(でいひ)とは、シロアリが進んでいく先端部に出来るもので、領域拡大指標とも言える。

たしかに拙宅では、それらがある先には今のところシロアリはいないようだ。

私は、泥被(でいひ)を家守(やもり)の分泌物と誤認していたようだ。その先にシロアリがいないようなのは、「やもり」がシロアリの天敵の一つではないか、と素人的な「仮説」を思いついたためだ。

まだまだ研究は続く。






四年前の政権党のマニフェストを点検せよ!

2009-08-23 | 時論、雑感
「マニフェスト」の比較点検のことが盛んに言われているが、最近、本当に久しぶりに見た「きっこのブログ」で、きっこさんは、4年前の総選挙時のマニフェスト、とりわけ「小泉自民党」のそれを徹底的に点検し採点せよ、と言っている。

きっこのブログ:http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2009/08/post-24e4.html

そうだな、と思う。そのマニフェストで政権についたのだから、その後の在権期間の実績を点検・評価すべきなのだ。

で、思い起こすと4年前は、小泉さんの「郵政民営化」選挙だった。私は「まゆ唾」だったが、世間は浮かれたように小泉さんを「支持」した。

小泉自民党は、郵政民営化は「民営化」の本丸で、それが実現すれば、何でも実現する、みたいなマニフェストだった。景気は良くなるし、雇用も良くなるし、社会福祉も良くなる・・・、という「バラ色」のものだった。

前回総選挙のマニフェスト関連記事:http://www2.asahi.com/senkyo2005/manifesto/

それらが4年後の今日実現したのか。確かに「郵政民営化」は「実現スタート」した。しかし、国民生活が良くなると言っていた部分については、全く、殆ど実現していないのではないか。

こういう小泉郵政民営化の総括を先ずせよ、という国民新党の言い分は、真っ当である。それをやれば、明らかに落第点、そうとう低い落第点なので、現政権に、お引き取り願うのも真っ当である。

で、次は多分、民主党のマニフェストが問題になるのだろう。

庶民としては、厳しい目で見なければなるまい。4年前のマニフェストは、残念ながら保存していない。今の主な政党のマニフェストは、ダウンロードしファイルしている。

今回の選挙がどうなるかも楽しみだが、次の選挙時のマニフェスト点検も更に楽しみだ。現在の政治学はそんなこと、やっているのかな。

奈良女子大・卒後30年同窓会に出席

2009-08-23 | 奈良の思い出(助教授時代)
2005年から奈良女子大学・卒後30年同窓会に出席してきた。

過去ブログ:http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/c1d2d31655996bb19cdbb0a9d46397b6

昨日も1979年(昭和54年)卒業の同窓会が奈良ホテルであった。私が参加した過去4回は新館地下の一番大きな「大和の間」で収まっていたが、今回は「あふれて」廊下を隔てた「若草の間」まで使っていた。乾杯の時には、「若草の間」の人々は「大和の間」まで出てきてやっていた。私の席は幸い「大和の間」にあった。

参加同窓生+次回同窓生:文学部65名、理学部51名、家政学部48名 計164名

招待された先生(順不同、敬称略・・・30年前に教官だった人達より)
文学部:千田 稔、丹羽・・、中塚 明、佐藤宗諄、牧田りゑ子、遠藤邦基、上杉孝實、松井春満、森田晴美、杉峰英憲、清水御代明、土居道栄、奥野綾子、山本邦彦、田村しゅく、梶野 啓(16名)

理学部:野口誠之、久米健次、藤原 昇、吉岡恒夫、高木由臣、清水 晃、大石 正、高橋壮二、池口信子、磯部ゆう、西村公臣、野口哲子(?)、和田悟朗、菅江謹一、奥村晶子、山本正夫、木村 優、海純男、池原健二、阿部百合子(20名)

家政学部:堀川蘭子、遠藤金次、梶田武俊、広瀬正明、三好正満、丹羽雅子、相川佳予子、石川 実、平松 毅、今村幸生、関川千尋、近藤公夫、高口恭行、西村一朗(14名) 教員計50名(最高齢は85歳か)  総計214名

昔、「大和の間」で、□テーブルで着席方式で250名を越すパーティをしたことがあるが、今回は○テーブルのため「あふれた」のかな。

最初に、この間に亡くなられた人々に黙とう、実行委員長の桑原祐子さんの挨拶、野口誠之学長の近況報告があって、久米健次前学長の乾杯音頭で宴が始まる。

私は、住居学科のテーブル、先生は近藤公夫先生、高口恭行先生そして私の3人、卒業生は、6人、大学教師1名、中学教師1名、設計事務所(兼大学院生)1名、専業主婦3名(?)だった。卒業生が30名ほどいたから他学科に比べて出席率は「悪い」、この30年間で3名が亡くなっている。幹事のY.さんが色々出席に向け働きかけたが、「介護のこと」「子供のこと」「仕事の都合」等で欠席が増えたようだ。

テーブルでは、ひとしきり、わいわい喋った。皆、卒後30年なので52~53歳で「脂の乗った」年ごろ、それぞれの道で元気にやっている様子が分かって良かった。私のブログを時々見てますという卒業生も二人いた。これも見てくれているかな。

先生方の「スピーチ」も毎年あって今年は、田村しゅく先生(元学長、フランス文学)と遠藤金次先生(元学生部長、図書館長、食物学)だった。

田村先生のは、「老人と海」「赤と黒」「罪と罰」などの「と」の違いについて・・・。
遠藤先生のは、30年~34年前(卒業生の学生時代)の歴史レビュー、ベトナム戦争後のこと、中国の文化大革命後のこと、ロッキード事件等・・・。

他学科の卒業生で話をしたのは、被服学科の小柴朋子さん(東京の文化女子大の先生)、家政学会を通じての知り合いだ。文化女子大には私と同年の田村照子さんがいる。物理学科の三澤文子さん(建築家、専門学校で建築を勉強。夫婦で協力して木質住宅設計の事務所を経営)、ジャーナリズムで奈良女子大出身と知って、注目していた。

最後に、暑い中、全員で記念撮影をして16時頃に「お開き」、次は20年後に50周年があるらしいが、私としては、その時、生きていると「米寿」、出れるかどうか微妙だな、と思う。