私がResearch Scholar(研究員)として通っていたLSE(London School of Economics and Political Science)はAldwychという所にあった。私は地下鉄のHolborn駅で下りてKingswayを南に歩いてAldwychに至っていた。今度は、家内と歩いたのだが、先ずHolborn駅から東に向かいHigh Holborn通りを歩いた。二つ目的があり、一つは政府刊行物販売のHMSO書店が未だあるかどうか、もう一つは1666年のロンドン大火以前からのハーフティンバー・木造建築STAPLE INNを確かめることだった。この通りを歩き出して先ず気付いたのは近代的高層建築が数多く建ち並んだということだ。私が最初にロンドンに来た1982年頃は「黄昏のロンドン」(木村治美)と言われたものだが、その後サッチャー時代を経てイギリス経済は息を吹き返し今は不動産バブル時代(途中一緒だったNewcastle大学卒のMi.さんが言っていた)らしい。HMSO書店は北側にあったはずだが見当たらなかった。南側のSTAPLE INNの存在も不安になったが、流石に17世紀の建物は保存されていた。中庭に入ると樹木から木漏れ日が落ち、「中世」の雰囲気だった。建物自体はハーフティンバーの木造で白壁に木が浮いている。屋根裏もいれ4階建てで地上階は店になり上階は事務所が多いようだった。ここから東が「CITY of LONDON」で「門柱」が、この建物前に立っている。昼食は家内の見つけたすし屋で食べた。
LSE本体の位置は変わっていないが、少しExtension(拡張)したようだ。当時なかった「LSE」という看板があちこちにかかっていた。かって知った建物で中に入り地下のトイレを使わせてもらった。学生用のサービス建物・カウンターも充実している感じだった。建築家のサー・ソーン・ジョンソンのコレクション博物館も近くにあったが歩いたのが月曜日で休館だった。
この後、Strand通りを歩きCharing Cross駅まで行った。
LSE本体の位置は変わっていないが、少しExtension(拡張)したようだ。当時なかった「LSE」という看板があちこちにかかっていた。かって知った建物で中に入り地下のトイレを使わせてもらった。学生用のサービス建物・カウンターも充実している感じだった。建築家のサー・ソーン・ジョンソンのコレクション博物館も近くにあったが歩いたのが月曜日で休館だった。
この後、Strand通りを歩きCharing Cross駅まで行った。