今年度の明治神宮人形感謝祭の当日でした。3年前?もそうでしたが、雨天の中の催行ということで、スタッフ一同合羽を羽織っての作業でした。気温がそれほどでもないのですが、合羽を羽織っての作業は、雨に濡れるだけではなく、汗をかいたりして、結構しんどい感じでしたが、この天気で各ご家庭からお人形とのお別れにお持ち込みになられた皆さんの受付はこの行事始まって以来歴代3番目の数になったそうです。そのせいか、通常回廊にしつらえた壇上と壇下2列に受付の終わったお人形たちを並べていくのですが、すぐにいっぱいになり壇下にもう一列、もう2列と白布を敷き増して並べていったという状況でした。
ひとくちに「お人形」といっても様々なものが集まります。どちらかといえば置物?に近い感じのものでも顔あり姿ありで持ち主の方にとってはむやみに捨てるということができない、というお気持ちは、我が国では特に強いのでしょうか。それと間もなくオリンピックというためか、外国からのご参詣の方が年々増えているようで、このように人形に感謝してお別れするという行事、儀式がとても珍しく映るようでひっきりなしにカメラを向けている方が少なくありませんでしたし、「これは売っているのか」「どういう意味なのか」質問される方もいらっしゃいました。
雨天のなか、予想外の量のお人形が持ち込まれお別れをされた今年の人形感謝祭でした。
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