東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

大晦日の水簸(すいひ)

2017-12-31 15:04:24 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

 秋以来、忙しかったので水簸の作業から遠ざかっていました。それでもこれまでは、粘土不足もなく、寝かせてあった分で何とかなっていましたが、この先土がないと困るので、寒中ですが根性でやっています。

 お天道様がでているか否かで外気にさらされている水温の差がかなりありますね。昨日は思ったほどでもなかったですが、今日は厚手のゴム手袋超しにも冷たさが伝わってきて手が麻痺してくるような感覚。作業を終えて手を洗って後も指先のあちらこちらに霜焼けのようなむず痒さを感じます。しかしこれだけは蓄えておかなければ仕事にならないのでやらないわけにもいかず、、、。

 手前の沈殿用のバケツは一晩おけば、粘土は水位の半分くらいまで沈殿するので、上澄みを汲み上げてから沈殿分だけ、別のバケツに移して更に沈殿させ、隣の撹拌用のバケツから次のどろどろを篩にかけて満タンにさせていきます。

 明日の仕事はじめはまず水簸から、、。


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