この夏これまで4回見沼田圃へカエルを観に来ていますが、いつも来るのが日が暮れきる前のタイミングだったので、暑いしときどきカエルがケンカする声くらいしか聴けなかったので、今回は日没時間を意識してやってきました。まずは、今回はじめての場所。見沼代用水東縁の流れでもコンクリートで護岸にしないで昔ながらの岸辺を残しているという「埼玉県のトラスト1号地」と呼ばれている自然豊かなところを見沼田圃のエコ活動の人がカエルには最適ということを教えていただいてやってきました。(ちなみに一枚目のぼけぼけ夜景は先日行った加田屋の田圃です。)
これが見沼代用水の東縁の流れで岸を自然の状態に保っているという区間で向こう岸が「埼玉県のトラスト1号地」というものらしいです。
対岸の森ではない川の湿地がカエルに最適だということでそれがどのあたりなのか探していました。木々からヒグラシの声の嵐。
車道を挟んで代用水とは反対側に水田とか遊ばせている田圃があって、ここではないかと畔を踏むと、カエルが跳び込みます。
先日「見山」で観たオモダカの仲間だと思っていたのがこんなに大きくて、これってクワイですか?
カエルはたくさんいます。
あっという間に月が登ってきて暗くなってきました。でもカエルの合唱はまだ???
送電線の鉄塔が見える以外、ここがさいたま市内で赤羽から10キロ15キロくらいの距離だとは信じられないのどかさです。ただバスでの帰路を考えると移動して先日明るい時間にカエルに会った「加田屋」の田圃へ行ったほうが安全と考えて途中までバスで進み、あとは徒歩で15分くらい。
いよいよ真っ暗になってきました。わが家から15キロくらいでもうこんな真っ暗な夜道。暑いですがいい感じ。
そしてやってきました「加田屋」の水田。真っ暗です。畔を踏むとつぎつぎと田圃に飛び込むカエルたち、、。でもまだ合唱は聞こえない。
カエルはいっぱいいるのに合唱していない。不思議。時期のもんだいでしょうか。山形だったら旧盆くらいでも合唱していたはず、、。亡父の実家のタガの木の湯舟の横に「松島」の絵柄の摺りガラスの窓の外は一面田圃だったので、湯舟から大合唱が聞こえたものですが、、。もっと夜遅くないとダメなのかそれとももう泣かない季節なのか?
それでもそんなに遠くないところでヒグラシの声やトンボに出会えて、空が木立のシルエットで切り取られている真っ暗闇というのは懐かしい感じで夜来てよかった。
帰りのバス停前にある昔の店舗。「コカ・コーラ」のホウロウ看板があるので、酒屋さん?それとも酒でも食べ物でも荒物でも文房具でもなんでもあった万屋さん?
このあと大宮駅前に着くと街中の暑いいこと、田圃とは大違い。熊谷からさして離れているわけでもないから暑くて当然。「銀だこ酒場」でハイボールを飲んで帰りました。
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