東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

羽子板市 2019

2019-12-17 15:12:09 | 日々

 この数日、心配な腫れのほうは結果として小康状態ですが、ヘルニア由来の右脛から人差し指にかけての痛みがひどく直立できない場面があったりします。今日は整形外科のDr.の予約日。雨降っていますが、歩きと電車バスでの通院は試練のレベル。ポンチョで自転車での通院ならぱ、羽子板市の初日でもあり、浅草まで出かけ、お世話になっている吉徳さんの露店にお邪魔させてもらってから、病院にまわって帰宅。自転車を漕いで痛みが和らぐという期待もありました。赤羽を出たときは雨足弱かったですが、ポンチョで重装備でしたが、豊島、堀船、小台、宮の前、赤土小、宮地辺りまで進んだころ止んでいました。東日暮里、根岸、金杉、千束から国際通りに入って観音様に到着。

 早速お世話になっている「吉徳」さんの露店へごあいさつに。あいにくの雨ですが、朝から招き猫や干支のねずみのために待ってくださるお客様がみえたとのこと。ありがたいです。「大黒天ねずみ」はすでに売り切れ。ありがとうございます。「鳩笛はないか?」とお訊ねのお客様もおいでだったそうです。出せばよかったです。

 露店でお喋りしていたところ、お客様からたずねられたことなのですが、「仲見世で

吉田さんの丸〆猫そっくりの招き猫が売られていますが、吉田さんのお作ですか?」残念ながら拙作ではありません。仲見世の某店が拙作のを真似させて売っているのが現状です。大きさがちがいますが、圧倒的な違いは招く手の高さです。某店のは手を耳の高さを超えて不自然に高いです。拙作のはできるだけ昔のものに倣って不自然な創作をしたくないので手は耳の付け根の高さです。

 某店の旦那さんの理屈では江戸の招き猫は精一杯高くまねかなきゃいけない、ときいたことがありますが、それが本当であれば、出土品なり伝世品なり絵画なりに記録されているはずで、それを確認していれば、自分でとっくに造形していますが…。

 自分としてはあまりあざといことはしたくないです。こればかりはお客様のお好みしだいで、拙作のように小手の利かないぶっきらぼうな人形を好いてくたださる方、こてこてきれいきれいなのがお好きな方さまざまだと思います。

  

 吉徳さんの露店前でつい油を売ってしまいました。お世話いただいている皆さんにお礼申し上げ、病院へむかいました。その後雨が降らずラッキーでした。