東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

お知らせ(みそろぎ人形展~民俗と創作の出会い~)

2015-01-17 21:39:15 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)


来月2月4日(水)から2月10日(火)まで「丸善」丸の内本店で「みそろぎ人形展~
民俗と創作の出会い~」という催事が予定されており、私も出品させていただくことになりました。お声かけいただくのは初めてです。もうだいぶ前ですが日本橋の東急百貨店で毎年正月恒例になっていた「全国郷土玩具展」(後に東急東横店でも)に出品させていただいたり、ひと頃招き猫の即売会でお声掛けいただいて出品したこと、そしておととし青山の「べにや民芸店」さんのお世話により新宿伊勢丹での催事に並べていただいたこともありました。
今回の催事では郷土玩具の作者さん、創作的な人形の作家さん、海外の人形作家さんなどによる作品が並び、展示・販売されるそうです。私にとっては「世間様に自分のやっていることを観ていただきたい」という希望に尽きます。一応出品予定のリストみたいなものを提出しましたが、それら全て出せるのが目標ではあります。昨年暮れ浅草の羽子板市にも並べていただいた「丸〆猫」(まるしめのねこ)や他にも昔存在していた丸〆猫のバリエーション、そして「ぴいぴい」の類をはじめ手掛けている人形を並べてもらえたら、と思っています。

搬入が無事終わるまで緊張しています、お近くの方、お時間ありましたらお立ち寄りください。

この催事のサイトへ→

 

 

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大沢家政婦紹介所

2015-01-17 20:52:30 | 街角

記憶に残っていらっしゃる方も少なくないかと思います。
「働きたい方 いらっしゃーい 大沢家政婦紹介所」と看板がかかった景色。
看板こそ残っていませんが、あの市原悦子さん主演の人気ドラマシリーズ「家政婦は見た!」の舞台になった家政婦紹介所のロケ地です。東急世田谷線の「下高井戸駅」から数十メートルの線路際に建っています。毎回ドラマの終わりに怪我をした「あきこ」さんが野村昭子さん演じる所長さんに見送られ下高井戸駅方面に歩いていました。あのドラマは楽しみにしていました。市原さんと野村さんの絶妙な掛け合い。あと山田すみ子さんも同僚として出演されていましたね。後で知ったのですが山田さんは「吉本新喜劇」の大看板だったそうですね。市原さんと野村さんは同じ俳優座のご出身だと聞いています。このシリーズはもう打ち止めになってしまって他の女優さんの主演でリメイク?されたみたいですが、市原さんの存在感あっての面白さだったので、、、。もし自分がプロデュ―サーだったら市原さんの後には室井滋さんにやってもらいたいです。

下高井戸を発車した電車が通り過ぎるところ。昔はまだこんなにおしゃれなヨーロッパのトラム風な電車ではなくて、鶯色の古い電車でした。私の高校はここの隣の京王線の明大前の近くだったので、学校の帰りに「ボロ市」に寄って行ったこともあり今でも懐かしいです。古い電車の内部は木造で油の臭いがしたりエンジンの音も懐かしい感じでした。
なぜここに寄ったかというと実は間抜けな話なのですが、1月のボロ市もちょっと覗いてみたくて豪徳寺まで行ったのですが、日を勘違いしていたのです。12月も1月もボロ市は15・16日なのですが、曜日の感覚はあっても何日かというとぼけているんですね。豪徳寺に立ったのは14日でした。自分では15日と思いこんでいたんです。
せっかく来たのだから、、と家政婦紹介所を思い出して下高へ寄ったのです。
3枚目の画像は山下駅(豪徳寺)で撮ったもの。右の緑と白に塗り分けられた電車は形こそ現在のモダンな電車ですが、塗り分けのデザインは「ペコちゃん」のイメージでしょうか?その昔、東急新玉川線(当時は玉電?)が玉川通りを走っていた時代の名物車両で「ペコちゃん」の愛称で親しまれていた、と聞いています。私は実物を観たことないのですが、白黒写真で観た色分けはこんな感じだったような気がしますがどうでしょうか。因みに当時は新玉川線と世田谷線は繋がっていて三軒茶屋から分岐して下高井戸まで運転されていたとかどうか、、。我が家の近所にも都電荒川線が健在ですが、世田谷線は独特な雰囲気で憧れます。