おはようございます。生き生き箕面通信2572(160125)をお届けします。
・“辺野古隠し”のまま、なにが宜野湾市長選か
安倍政権は、「これで辺野古は“民意”が取れた」というのでしょうか。辺野古隠しのまま選挙戦を戦って、どうして民意が取れたというのでしょうか。
安倍政権は、「(宜野湾市長選は)辺野古と関係がない。国防問題は国の直轄だ」といいます。しかし、閣僚経験者や与党幹部らが国の応援団として懸命に、一生懸命に闘いました。普天間の移設からはじまった問題は、どうして地元の選挙と関係がないというのでしょうか。宜野湾市長選が、「普天間の民意」を奪い合ったということです。
しかし、安倍政権は、宜野湾市長選を“普天間隠し”のまま素通りしました。そして、選挙後は、「宜野湾は普天間の移設を希望している」などと、いつの間にかごまかします。安倍政権のいつものごまかし戦術です。
しかし、選挙をするのは、やはり選挙民です。いくら安倍政権にいわれたとはいえ、宜野湾市の有力者などに「へえ、そうでっか」と票を入れるほどなのはどうか。
いずれにしても、宜野湾市では「移転」をすすめ、辺野古では「こちらへきたら、あかへんで」と断ります。
そして、辺野古が完成したら、ここから「中東へ」、あるいは「尖閣へ」と飛び立ちます。つまり、私たちが、「辺野古を使わせないようにする」いがいにありません。