生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

1574 ・反ハシズムののろし――橋下市長にとどめを刺せるか

2013-04-14 07:37:22 | 日記

おはようございます。                                                                       生き生き箕面通信1574(130414)をお届けします。

・反ハシズムののろし――橋下市長にとどめを刺せるか

 「大阪を壊さんとって~ストップ・ハシズム市民大集合~」のタイトルで橋下市長の政治に抗議する集会が昨日4月13日、大阪市内のエルおおさかで開かれました。参加者が収容800人の会場に入りきれず、ロビーのテレビの前にも大勢詰めかけるほどで、主催者は「900人の方が参加してくださいました」と報告。この日は早朝に、阪神淡路大震災を想起させる大きな地震に見舞われましたが、その影響を感じさせない盛り上がりでした。「反ハシズム」ののろしが力強く上げられたことを実感させました。

 まずは、「浪速の歌う巨人」パギやんのバンドつきの歌。続いてYOU TUBEで好評の「維新のトオルちゃん」の最新映像の上映。橋下市長を実に巧みにからかったパロディは抜群のできで、大きな笑いと拍手がありました。

 このあと、橋下市長のハシズムの犠牲者が登壇して、怒りのリレートークでつぎつぎに抗議し、糾弾しました。 

     ・ 桜宮高校から体罰をなくし、改革をすすめる会

     ・ 交通権の確立・大阪市営交通を守り発展させる会(大阪市営交通の会)

     ・ 住吉市民病院を充実させる西成区市民の会

     ・ 朝鮮高級学校生む消化を求める連絡会会

     ・ 「入れ墨調査拒否」処分不当弾劾の会

     ・ ハシズムが学校にやって来た「君が代」不起立減給処分 再任用拒否不当弾劾

     ・ 勤務実態のない奥下特別秘書の給与返還問題

     ・ 震災がれきの広域処理=利権追求

     ・ 思想調査アンケート国家賠償請求訴訟原告団

 橋下市長の市職員に対する「思想調査」については先月3月25日に、不当労働行為とする”判決”がありました。労組法が禁止する不当労働行為に当たるとして、「今後このようなことはしないとする謝罪文を労組側に渡すように」との命令が下されたのです。

 橋下市長は命令が出された午前には、「大変申し訳ない。命令には従う」と殊勝に謝りましたが、夜には一転して「不服申し立てを行う」と発言を翻す、例によっての無責任ぶりでした。

 ハシズムは依然吹き荒れていますが、最近はボロも目立ち、勢いが衰えてきました。あちこちで抗議の戦いが進められ、成果を挙げています。

 まもなく参院選。ここでハシズムにストップをかけ、できれば息の根を止めたいものです。そうでなければ、憲法改悪まで踏み込まれます。