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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信278 ・「日本が進むべき進路」の一点に全勢力を――圧勝民主の重い重い責任

2009-09-05 21:18:49 | 日記
おはようございます。
生き生き箕面通信278(090831)をお届けします。

・「日本が進むべき進路」の一点に全勢力を――圧勝民主の重い、重い責任
 民主党は勝たせてもらいすぎ候補者不足となって、比例で獲得できるはずの議席が他党に回される変な現象さえ出ています。しかし、これだけ勝たせてもらったからといって、有権者は「白紙委任」したわけではありません。

 今後、3か月後にはどんな政策に着手しているか、大きな期待をもって見守りたいと思います。

 何よりも、「この国の形」として国の安全保障をどうするのか、これはずっと民主党にお願いしていることですが、例えば「世界戦略の中でt強力に展開されつつある米軍再編成、そのなかで日本は世界平和実現の立場からどんな政策を打ち出すのか。具体的に沖縄の米軍普天間基地建設問題にはすぐにもどう対応するのか」。

 若い人たちの雇用の場を確保するためには、経済の力強い発展が欠かせませんが、財政破綻寸前の状態にある中で有効な手を打てるのか。

 課題の年金、社会保障、介護。そして教育、なかでも子育ての財源はどうするのか。「国家予算の総組み換えで、財源ねん出は可能」としてきましたが、その公約も手形を落す必要があります。早急に。

 しかし、3か月後には、「期待はずれ」「失望」となり、結局、「政権交代しても何も変わらないじゃないか」となってはいないでしょうか。そうならず、この国を本当に国際社会のなかで「胸をはれる誇りある国」にするには、私たち有権者が引き続き声を上げていくことが欠かせないと思います。

 

生き生き箕面通信277 ・「1票」の価値

2009-09-05 21:15:08 | 日記
おはようございます。
生き生き箕面通信277(090827)をお届けします。

・「1票」の価値
 このところ主要各紙に掲載された1ページ大の全面広告、「『一人一票 』を実現する方法があります」という意見広告に目を留められた方も多いのではないでしょうか。「これはナンダ?」。

 ぼくも最初は「裏に何かあるのか」という目で見てしまいました。しかし、内容をよく見ると、「なるほど、ご指摘の通りですね。よくここまで、きちんと運動をもってこられました」と、高い評価に変わりました。

 確かに、「住所による差別は重要視すべき」でしたが、ぼくもいつの間にか、「どうにもならない」と無力の諦めにありました。意見広告に掲載された表でみても、例えば東京1区は衆院で0.5票、参院にいたっては0.2票。ぼくの箕面市を含む大阪9区は衆院が0.49票、参院は0.21票でした。

 女性の1票は「男性の0.2票の価値とする」と決めれば、大問題になるはずです。ところが、住所による差別なら、最高裁からぼくもそう差別されているわけです。アメリカの連邦最高裁は連邦下院銀選挙で「0.993票の不平等でも、憲法違反により無効」と判決した、と訴えています。

 1票の不平等を容認判断した判事は、涌井紀夫、那須弘平の両裁判官であり、こうしたひとには国民審査にの投票にあたって、自分で判断して不適格と思えば「×」をつける運動。あくまでも自分お判断によるとしています。

 こうしたことは、本来、新聞ジャーナリズムがもっと真剣に取り上げるべきでした。新聞への痛烈な批判を今後の紙面制作にあたってどう生かすかも問われています。



生き生き箕面通信276 ・「ネット選挙」を日本でも実現しましょう

2009-09-05 21:08:29 | 日記
おはようございます。
生き生き箕面通信276(090826)をお届けします。

・「ネット選挙」を日本でも実現しましょう
 いきなり私事ですが、この「生き生き箕面通信」は明日から4日間、お休みをいただきます。短期間ですが、日本を離れることになったからです。31日から再開させていただきますので、引き続きよろしくお願いします。

 というわけで、衆院選の期日前投票に行ってきました。選挙区は民主党候補、比例区は「社民党」にしました。最高裁判事の国民審査は、竹内氏へ「×」をと、以前主張したことでもあり、主張を通したことはもちろんです。驚いたのは、期日前投票に来ている人の数です。部屋に入りきれず、廊下まであふれており、投票の順番まで大分待たされました。くるま椅子の方も何人かいらっしゃった。これから見ても、確かに今回は有権者の関心が高く、実際の投票行動に結びつくという確かな感触を得ました。

 投票をすませて、市役所の出口で主として「にらめっこ」のあるメンバーさんに出会いました。それはさておき、アメリカの大統領選挙で当時のオバマ候補は「ネット選挙」で草の根の庶民一人ひとりから献金を集めるシステムを起動させ、実に5億ドル(ざっと500億円)の実績をあげました。

 日本でも、ネットがこれだけ普及してきたのですから、この通信手段を活用することで、一人ひとりが選挙に参加しやすい態勢を整えるべきだと思います。

 弁護士の田中早苗さんが、「ネット選挙が解禁される日」というコラムを書いていました。要点は
 ①民主党はメールやブログの利用を認める公職選挙法改正案を前国会に提出した  が、衆院解散により廃案になった
 ②自民党内には、ネットは「誹謗中傷につながる」という理由で根強い反対があ  る。その自民党はネット上で、民主党を批判する「ネガティブ・キャンペー   ン」を展開している
 ③ネット活用は、単に選挙だけでなく、広く政治活動に活用できる。韓国では、  女子中高生が「米国産牛肉が給食に使われることに反対し、ろうそく片手に集  まろう」と呼びかけて、最終的には数十万人規模の集会になり、現大統領が2  回を謝罪した、ことは、日本でも伝えられた
 ④先日亡くなった金大中・元大統領は、亡くなる直前、日本の新聞に寄せて「さ  しでがましいことを言うようだが、日本に足りないものがあるとしたら、戦っ  て血を流し民主化を手にしたわけではないことです」「韓国では民主化を覆す  ことは、どんな強者も軍の指導者も思わない。日本人も(民主主義を)守るた  めに犠牲をいとわない覚悟が重要ではないか」(8月19日付け東京新聞)
です。

 自民党の小泉純一郎元首相の秘書だった某氏は、ネット技術に長けた若者をあつめ、このネットを相当悪用して「陰謀」ともいうべき仕掛けを働きかけたといううわさが根強くあります。

 しかし、やはり健全なネット社会を形づくっていくことも、わたしたちのこれからの役割です。とくに若い人たちの政治への参加をうながすためにも、市民派の皆さんはネットによる「情報発信」の努力を期待します。



生き生き箕面通信275 ・箕面市長選・市議選から1年

2009-09-05 21:03:44 | 日記
おはようございます。
生き生き箕面通信275(090825)をお届けします。

・箕面市長選・市議選から1年
 炎天下の箕面の選挙からちょうど1年が経ち、昨年の今日、当選証書が渡されました。晴れて市会議員という公人となった皆さんは、決意を新たにされたのでした。多分。

 市民派ネットの4人の議員は、この1年間を振り返って、何ができ、何ができなかったのか。問題は何か。その総括の上に立って、「ではこれから、どうすれば良いのか」をそれぞれの議員の方がまとめていただきたいと思います。

 今朝は少しひんやりして、実にさわやか。心もさわやかなこの朝、2年目のスタートにあたって決意も新たにされていることでしょう。多分。

 「市民派」とは何か。自民、公明、民主などの既成政党とは、何が異なり、どこに存在意義(レーゾンデートル)があるのでしょうか。「市民の立場に立って、市民の要望を市議会に反映させ、暮らしやすい、住みやすい箕面を市民の方々と協働でつくっていく」、言葉でいえばそんなところに落ち着くのでしょうか。

 では、そこの立地点に立って振り返ってみると、どうか。

 倉田執行部は、「財政緊急プラン」を打ち出し、これまで「箕面らしさ」という特色を形作っていた「国基準プラスα」の上乗せ分も容赦なく切り捨てていっています。例えば図書館は、他市にくらべ数も多く、”文教都市・箕面”にふさわしい手厚さを誇ってきました。しかし、財政上の理由で、統廃合を進めつつあります。

 箕面には、東京とならぶ外国語専門の由緒ある大学があります。国立大阪外国語大学はいまは、大阪大学外国語学部と名称を変えましたが、ここにさまざまな国から「日本に学ぼう」と意欲満々の若い人が留学してきている実態は、以前とまったく変わりません。ここで学ぶ留学生には、国費留学生(文科省が費用負担)として招いたその国の優秀な人材も多く、いずれはそれぞれの国で大きな役割を果たす期待の新人たちがいます。

 こうした外国の人々を箕面流の”おもてなしの心”で受け入れたいのですが、「箕面国際交流協会」のわずかな予算すら削りました。「箕面で学んで良かった。日本人は親切で、これからも仲良くしたい」、そんな印象を持って帰っていただくことは、日本の安全保障上も最重要なソフト・パワーとなるはずのものです。「それは国がすることだ。国家の担当だ」と決め付けるのもいいでしょう。だけどそれでも「しかし……」、という問題を考えたい。市民派ネットのみなさんにそうした問題意識ももっていただきたいのですが。ただ、忙しくてとてもそこまで手が回らない現実。

 4人の少数野党では、自公民の倉田応援団に太刀打ちすべくもなくい。それが、次の選挙まで3年間続く。そうすると、「市民派とは」がまた問われます。

 かたつむりのようでも、ゆっくり進むしかない。多分。



生き生き箕面通信274 ・”ハチドリ”として民主党への応援勝手連をやっています

2009-09-05 20:57:28 | 日記
おはようございます。
生き生き箕面通信274(090824)をお届けします。

・”ハチドリ”として民主党への応援勝手連をやっています
 衆院総選挙の投開票まであと1週間となり、いよいよ追い込みです。「民主党圧勝」が報じられたりしますが、自民党はこれから何も仕掛けてくるか、予断は許しません。もし何かやるとすればここ数日のことですから、最重要な警戒期間に入りました。

 なにより、楽観ムードが流れては、それが最大の”敵”ですから、民主党の応援勝手連をやってきました。民主党候補、大谷信盛さんの箕面の選対事務所は阪急・箕面駅前。選管の証紙が貼ってある立て看板を、まずわが家のバスどおり側に設置しました。

 箕面市内のポスターも証紙の貼ってあるものに取り替えました。22日(土)の午後にはカルフール前で、大谷候補が街頭演説するのに合わせて、民主党のマニフェスト配布。結構多くの人が受け取ってくれました。

 ともかく、なんとか政権交代を果たしたい。そしてこの国を、21世紀の世界で誇りある国として進むようであってほしい、と願っています。自分のできることには限りがありますが、何かできることをするほかないと”ハチドリ”の気分です。