生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信287 ・民主党は「政治への信頼」を取り戻せるか

2009-09-09 06:38:46 | 日記
おはようございます。
生き生き箕面通信287(090909)をお届けします。

・民主党は「政治への信頼」を取り戻せるか
 いま政治が直面している課題は、普天間基地移設問題やインド洋上給油、ソマリア沖海賊対策、アフガン派兵、そして日米安保条約の見直しの中でも地位協定など主として安全保障の分野に関するアメリカとの「立ち位置」をどうするか、に絞られます。

 特に社民、国民新党との連立協議では、この分野の溝がなかなか埋められず、新政権スタートにあたっての”産みの苦しみ”とされています。しかし、社民、国民新党の両党首も閣内に入る方向ですから十分折り合いをつけていけると楽観しています。なにしろ、「小沢」がいます。社民の福島党首、国民新党の亀井静香党首も、小沢には絶大なる信頼を寄せています。今回の政権交代によって「この国の形」を本当にいい方向へ建て直そうと意欲満々とお見受けしています。

 ただ、国民の政治不信は根強いものがあります。だから、もたもたすれば、「やはりダメだ」と失望感が広がります。選挙に現れたように「政治への期待」が大きいだけに、いったん失望感が広がると難問を解決していくことは極めて困難にならざるを得ない。国民の信頼があれば、非常に難しい問題でも「よし、やろう」となりますよね。

 話は少し変わりますが、一昨日(9月7日)の朝日新聞に尾上てるみ・箕面市議の投書が「声」欄に掲載されました。いわく「国会議員は一日でも身分を得れば、一か月分の歳費が支払われる。額は130万1千円、これに『文書通信交通滞在費』として100万円がプラスされる。これはおかしいのではないか。『日割り計算』にすべきだ。ムダの見直しは『かいよりはじめよ』である」という内容です。おっしゃるとおり。

 民主党には、半世紀にわたる自民党長期政権のもとでおりのように溜まったさまざまなおかしいことを暴いて、政治への信頼を取り戻してほしいと改めて注文をつけておきます。

 本日は連立協議の最終段階、「この国の形」としての外交、安保問題でどのような方向を出せるか、大きな関心をもってみています。