今日の独善ひとこと・・・
東京へ治療。
8時に出て、5時に帰ってきた。
新幹線で一時間ちょっとだ。
希望者がいたら、数時間は出来たなぁ・・・
「迷解剣客商売・49」
武士が民を統括していた時代だ。
政治行政司法を武士という心の小さい男達が司っていた。
もちろん人は様々だ。
武士といえど、広い(やわらかい)心の持ち主だっていた。
だが、基本的に武士というのは体面を気にするように育っている。
民よりエライと勘違いしている武士が圧倒的に多かった。
旗本大身(何千石)同士の見栄の張り合いがあった。
武士道を外れた小兵衛は「徳川の世も末だ」と平気で言う。
近江屋「お、恐ろしいことをおっしゃいます。
お声が、高こうございますよ」
小兵衛「鮒は、安いな」
江戸時代、町民はこういう駄洒落を結構言ってたらしい。
嘗ての弟子が巻き込まれた抗争に、秋山親子が乗り出す。
体面第一の武士の性格を逆手に取った。
乞食同然の姿で、両家の殿様や家老や剣士達を棍棒でなぎ倒す。
そんな恥ずかしい話を、誰も公にできずにウヤムヤにする。
小兵衛の弟子は師匠を見破り、久しぶりに対戦して敗れる。
乱入の意味を悟り、感謝と満足の、うっとりした顔で気絶していた。
明治政府から現在に続く政治行政も武士出身が基礎を成した。
だから未だに体面を気にする、心の狭い男達が多くいる。
民よりエライと勘違いして威張る政治家、役人が多い。
日本の政治行政は、400年以上昔から大して進歩してないのだ。
(指摘され、けしからんと言うより、為すべき事があるだろ)
当然、マトモな選挙など指導してない。
世界でも珍しい、名前を大声で叫ぶだけの選挙カー。
各地区の義理で縛った後援会への体裁名簿。
必勝鉢巻、タスキ、習慣にない握手ぜめ。
そんな事で当選しても、民の為の代理人にはならんだろ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します)
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