おはるや三冬の他にも、素直な女が幾人も登場する。
小さな道場を持っている女武芸者のお秀。
根岸流の手裏剣の名手で、その技には小兵衛も一目置く。
小兵衛ファミリーの一人といっていいだろう。
親しくしている仲間達は、食と住を軽く共有する。
独身のお秀も「今夜は秋山小兵衛先生のお宅に泊めていただく」
弥七なども、簡単に泊まっていったりする。
双方で飯も酒も泊まりも、実に遠慮なく自然なのだ。
ファミリーの女達は、それぞれの個性がありながら可愛い。
だが、男を騙す悪女、体で虜にする妖婦、残虐な毒婦も登場する。
人は単純でもあり、複雑怪奇でもある。
優女でも毒婦でも、強い男を簡単に弱くする魔力をもったオナゴ達だ。
男と女は、違う能力の生きモノ。
そういう、オトナの話も随所に描かれている。
それにしても、素直な人達は、出来事を愉しく生きようとする。
故御師匠様の「素直になれよ」の言葉。
ワシが気づいた意味よりも、もっともっと深いようだ。
素直な仲間達が多いと、人生は何倍も愉しめるようだ。
自分が素直になれば、人生はもっと愉しくなる。
いろいろなモノを解放し、開放すれば素直になれそうだ。
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