水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「迷想中・迷走中・501」

2022-05-18 22:47:15 | Weblog


ある気功師・107

当時、龍村先生は生活総合ヨガ、と言っていた。
時々、沖ヨガという言葉もあった。
生駒に研修所が出来た五月。
その前は伊豆下田の沖ヨガ道場で間借りしていたのだ。
故師匠とのつながりは、その頃からのようだ。

沖師が亡くる前に、その後継者として龍村先生が指名されていた。
龍村先生より幾人もの兄弟子がいるのに。
空海と比べるわけにはいかないが思い出す。
空海は中国、青龍寺の恵果阿闍梨に出会い、すぐに後継者に選ばれる。
弟子達がどんなに多くいようと、外国から来た空海に授けるのだ。

一つの頂点のその技、その智恵、その法を後世に伝える時。
最も相応しい人を後継者に選ぶ。
頂点にいる人は世間的など考慮しない。
曇りなく、最も相応しい人でなければ、伝えられないからだ。
沖師という人は、近代日本ヨガの巨匠だったようだ。
(私が龍村先生を知った時には亡くなっていた)


(本館は、HP「気の空間・氣功療法院」検索
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コメント
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