水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「迷想中・迷走中・497」

2022-05-14 21:17:19 | Weblog


ある気功師・103

御来光行法が終わり、皆で研修所に帰る。
空中のサングラスは帰り始めて振り返ると消えていた。
だが私にはいつでも太陽が見えるサングラスがある。
自動に現れる・・・というわけにはいかなかった。
その後二度と現れる事は無かった。
今では、あれは勘違いだったのかとさえ思える。

まぁ、どっちだっていいんだけどね。
と平気で言えるようになったのには理由がある。
その帰り道、私は初めて個人的に龍村先生に話しかけた。
どう話せばいいだか迷いながら、歩きながら説明した。
すると龍村先生はニコリと笑って言った。
「まぁ、そういう事も、あるわなぁ」
柔らかな京都弁だった。

え、そ、それだけ・・・
もっと何か言って欲しい・・・
アホらしくて、相手にされていない?
私はとても拍子抜けして、それ以上何も言えなかった。
その言葉の意味は、二年後に解かる。


(本館は、HP「気の空間・氣功療法院」検索
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コメント
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