昭和30年からの約二十年は高度経済成長となった。
幾つもの要因がある。
復興に(無理しても)頑張る労働力が大きい。
円安(固定で1ドル360円)で輸出が伸びた。
石炭から安い石油となり、工業が発達。
何もなくなっていたから消費拡大の勢いも大きい。
文化面も多方に広く発展していった。
娯楽という意識がもてる時代となったのだ。
(戦時中は娯楽禁止だった)
映画、演劇、スポーツ、音楽、文芸、マンガなどの大衆文化だ。
特に歌謡曲という部門は日本中で親しまれた。
家電というモノが、次々と家庭に入り込んだ。
テレビ、洗濯機、冷蔵庫が三種の神器といわれた。
我が家も、少しずつ新しいモノが増えるようになった。
とはいえ、肝心の大黒柱がいない・・・
父親はいるが、大黒柱にはならなかった。
だから、周囲からどんどん取り残される家となった。
私の記憶はこの頃からだから、私は生まれつきの貧乏だと思い込んだ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します)