水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「母のこと・42」

2011-09-05 19:10:59 | Weblog



昭和30年からの約二十年は高度経済成長となった。
幾つもの要因がある。
復興に(無理しても)頑張る労働力が大きい。
円安(固定で1ドル360円)で輸出が伸びた。
石炭から安い石油となり、工業が発達。
何もなくなっていたから消費拡大の勢いも大きい。

文化面も多方に広く発展していった。
娯楽という意識がもてる時代となったのだ。
(戦時中は娯楽禁止だった)
映画、演劇、スポーツ、音楽、文芸、マンガなどの大衆文化だ。
特に歌謡曲という部門は日本中で親しまれた。

家電というモノが、次々と家庭に入り込んだ。
テレビ、洗濯機、冷蔵庫が三種の神器といわれた。
我が家も、少しずつ新しいモノが増えるようになった。
とはいえ、肝心の大黒柱がいない・・・
父親はいるが、大黒柱にはならなかった。
だから、周囲からどんどん取り残される家となった。
私の記憶はこの頃からだから、私は生まれつきの貧乏だと思い込んだ。

        
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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コメント
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