第十五章(5)
三世諸仏 依般若波羅蜜多故 得阿耨多羅三藐三菩提
宗教の目指すもの。
それは「真理の悟り」じゃない。
そんなモノ、生活の役に立たない。
真理が解ったら苦しみが無くなる、というのは机上論だ。
世界中で、掃いて捨てるほどの宗教がある。
仏教、キリスト教、イスラム教という大きなモノもある。
だが、世界中で宗教に関係していながら苦しみ人は減らない。
減らないどころか、争うから増える。
宗教は苦しみを増しているのが、現実なんだぜ。
どこで間違った方向になったか?
それは「真理・真実」にこだわったからだ。
仏教も同じだ。
ブッちゃんは、その事に気づいた。
生活の中で活かせるモノ。
生きる事が愉しくなるモノ。
それが仏教の目指すものだ。
だが不肖の弟子達は間違った方向で伝えた・・・。
真理・真実を知ることが、解放だと勘違いした。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)