水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

余裕命・6

2005-08-10 21:48:02 | Weblog

ワシはアホだから、自力で気づかない。
厳しい状況のクライアントに接し、
クライアントから教えていただく。
大事な事、大切な事を教えていただく。
それは「生命」の事だ。

苦しい、辛い、痛い状態。
そして大切なモノを示してくれる。
ワシの苦しさ、痛さではない。
でもワシに苦しさ、痛さを分けてくれる。
多分、ホンモノの何分の一の量だと思う。
だから「気づき」が起こる。

身を挺して教えてくれる。
クライアントは偉いなぁ・・・。
しかもお金までくれる・・・。
ロクデナシのワシにだぜ・・・。
だからクライアントは徳が高い。

病になるのが偉いわけじゃない。
病になるのが徳の高さじゃない。
だが、そこから回復するなら偉いと思う。
回復の過程で徳は高まると思う。

浅薄な精神論では病を悪かのようにいう。
病になるのはレベルの低さだ、という。
心が浅いから病に落ちるという。
浅いのは、そう評価する方なのになぁ・・・。
人間、皆、浅いといえば浅い・・・。
自分の心は観えないのね・・・。

生きているモノ全てに共通する仕組み。
ブッちゃん(仏陀)はそれを四苦と言った。
まだ至らぬ頃だと思う・・・。
四苦の解放法に悩み、シクシクと泣いていた(ウソ)。

「生・老・病・死」
やがて、四苦と思ったのは間違いと気づく。
「生・老・病・死」は成長刺激の仕組みだと気づく。
病はチャンスでもある。
でも、辛いからお薦めできない・・・。

病にならなくても成長は出来る。
生きているだけで、いろいろあるから・・・。
(それに・・・
特に成長しなくてもいいと思うよ)
成長を意識すると、成長出来ない。
この世の仕組みはヒネクレているのだ。


(本館は 「氣の空間・氣功療法院」
コメント
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