こりゃ、オバケコミックです!
初版が300万部、それも57巻目ですよ!驚きを通り抜けています。店頭でも勢いよく売れています!
映画が公開されて、既刊本も売れてまくり、品切れが続いていました。やっと品揃えが整って、ドカーンと新刊。やるなぁ~集英社。
チャップリンの秘書が日本人だったなんて知りませんでした。
チャップリンの影 ~ 日本人秘書 高野虎市 ~
を読了。広島生まれの高野(コーノ)さんは一旗上げに渡米。様々な仕事に就いて、車の免許を持っていることでチャップリンの運転手に。その後、18年間も秘書を務めました。チャップリンの1年半に及ぶ世界一周旅行にも随行、日本ではあわや5.15事件に巻き込まれそうにまでなりました。
チャップリンの影の存在だけに、天才チャップリンの映画への傾倒を援けるために、個人的なことまで携わり、彼がいなければ名作の数々も生まれなかったでしょうね。
秘書を辞してからは、多くの事業を手掛けようとしましたが、失敗の連続。影の時代が長かったため、彼には光の存在が必要だったのでしょうね。
波乱の人生は超が付くほどの楽天主義の性格が功を奏し、素敵な晩年をお送りになられました。
また、チャップリンの映画が見たくなりました。