「戦わずして人々に好意を持ち、多くの人々の生活に役立つ商品やアイデアで消費者の支持を得る『敵をつくる必要のない無敵』」を目指せ!
とはまさに属人性、つまり輝く人~「無敵な人」~がいる会社にしよう!ということ。競合店と同じものを同じ価格で売っていても、「あなたから買いたい」と思えるには、
「利よりも信を選ぶと利は信についてきて、いつまでも栄える」
「動機の純粋性」
「経営に刀を持ち込まず、『笑顔』と『温かさ』を提供する~人間性を大事にする経営」
「少し損をする経営が繁栄の法則」
「成せる善はすべて成せ」
を大切にし、実行していくことを提唱しています。
そのためには、「敵をつくらない心」を育てることが重要ですが、私にとってこの第2章の内容は頭をポカリと叩かれる思いで読みました。ここが肝だと思いますね。
「あなたが心に思うことが、あなたの未来です」
「毎日、口にする言葉と同じことが実現していきます」
そして、「人間の幸せの上に経済がある」「人の幸せなくして、経済の意味はない」意味での、人間経済学を、人間の1人である私もつくりあげていきたい。
『無敵の経営』(北川八郎著、サンマーク出版、本体価格1,600円)