桑山美術館

　ごぶさたしております。

　先月から今月にかけては、ありとあらゆる人に頭を下げまくっておりました

　学校に始まり、家族、友人、職場、そして親類…。あんまり頭を下げたんで、もう頭が上がんないかと思いました。

　でも、喉元過ぎればなんとやら。

　とりあえず峠を越したので、少しずつ自分のペースを取り戻していけると思います。

 

　さて、自分ペース取り戻しプログラム第一弾はというと、フリーペーパーのプレゼントで美術館のチケットをもらったこと。

　名古屋発信の美術系季刊誌＠RT BOILD【アートボイルド】ですが、見たことありますか？

　軽快な文章が楽しい「アート系カルチャーマガジン」です。

　その読者プレゼントだったんですが、普通なら欲しいプレゼントに応募するのに、ココの編集部ったら「ご希望を伺い、その後美術館様に交渉します！」というチケットプレゼント。

　もちろん対象美術館は誌面で紹介された美術館のみですが、この企画には笑いました。

　おかげで、以前から一度行ってみたかった桑山美術館のチケットを手に入れることができました。チケットが送られてきたときに同封されていた送付状もウィットに富んだ面白い文章で、今後もチェックせずにはいられないでしょう。

 

　桑山美術館へ足を運んだのは先週の17日。

　ナゴヤドームで毎年開催されてる「ドームやきものワールド」の最終日でした。この数年は欠かさずに行ってるので、それと抱き合わせで行ってきました。

　今回は唐津焼（福岡）の古賢窯の乾山と、陶悦窯神戸の花入れをゲット。それについては機会があれば紹介するとして…。軽く場内をめぐって1時間半ほどでドームをあとにしました。

　桑山美術館は所蔵品を年に何度か入れ替えをするのがメインという小さな美術館です。別館でお茶を頂いたり、講習に参加したりすることができます。

　変化は少ないのですが、それだけに展示の解説がとても行き届いています。お茶道具の展示だった今回はお茶の飲み方や道具の説明まであってとても丁寧ですし、　回遊式の庭園にある灯篭も一つ一つ解説が入っていてきめの細かさを感じます。

←屋上も入れて良い感じ♪

　地域に根付いた落ち着いた美術館ですね。

　うちの近所にあったらしょっちゅう行くと思うけど、我が家からだとちょっと遠いから名古屋での買い物帰りに息抜きに寄るって感じの使い方になるな、と思いました。実際、今回観ていない近代日本画の展示には行きたいと思うので、また春にでも寄ろうと思います。

　落ち着いた庭園の空気に触れて、久しぶりに新規の美術館を開拓したことで非常にリフレッシュしました♪美術館めぐり、次も新規を狙ってみたいと思います。