アバウトなつぶやき

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サンデー・マガジンのDNA

2010年12月20日 | かんしょう
 ども。最近もうひとつの方(剣道のHP)の管理が忙しいi-boshiです。

 すでに2週間近く前の話なのでどうしようかとも思ったのですが、かけこみ需要があるかも知れないのでちょいとご紹介をば。

 ただいま四日市市博物館では「サンデー・マガジンのDNA」展を開催中です。
 昨年、50周年を迎えた両誌の記念展覧会なので最盛期を過ぎた感もありますが、この関連企画に一切触れてなかったのでとりあえずのつもりで足を運びました。

 


 
  しかし!

 行って良かったです~!!


 マンガ好きを自負する身でありながら、なかなか原画展には巡り合えないワタクシ。
 地方なので巡回展も来ないし、名古屋の大きな書店まで行くこともそうそうないため原画を観る機会はごく稀です。
 この展覧会、両誌の歴史についても網羅していますがワタクシの興味は原画のみ!
 その原画ですが、手塚治虫氏クラスの年代のものから最近のものまで100作品も揃っています。

 いやぁ、プロの原稿はめちゃくちゃ美しかったです。
 そしてものすごい躍動感がありました。
 原画ならではのペンの走るスピードや力の強弱まで伝わる感じは誌面とは一線を画しています。
 また、カラー原稿もあるのでそのテクニックは一目瞭然。
 絵具やインクからCG、またはその組み合わせなど「あぁ、こうやるとこのタッチが出るのか…」と感心せずにはいられません。

 あと面白かったのは、写植が今も昔も手法が全く同じだったこと。
 最近はケント紙を使わないデジタル派のマンガ家もいるくらいなので、写植も進化してるかと思ったら最近の原稿なのにハサミで切って貼ってある吹き出しがほとんどでした。

 この展覧会、今週末の12/26(日)までです。
 はやぶさチェックに行くついでに、ちょっと立ち寄ると面白いと思いますよ。

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