アバウトなつぶやき

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ぐりとぐらとなかまたち-山脇百合子絵本原画展-

2008年02月23日 | かんしょう
 シロウタからもらったチケット、結局彼女とは都合が合わなかったのでうちの親子だけで岐阜県美術館へ行って来ました。
 今日の催しは絵本の原画展。
 みなさんご存知の「ぐりとぐら」の山脇百合子さんの作品です。

 今まで、美術館でこんなにたくさんの子どもを見た事がない、って言うぐらい小さなお子さんを連れたご家族が多かったです。
 母と子の組み合わせはもちろんの事、おじいちゃんおばあちゃんも一緒に来たって言うご家族が本当に多かった。おかげで入り口に「展示室内でのご飲食はお控え下さい」って書いてあるにもかかわらず、絵の前で子供にお菓子をあげようとしてボランティアの人に促されてるおじいちゃんとかいましたわ(笑) ほとんどデパートの特設会場状態だ!

 マナーは大切だけど、その風景を見て本当にぐりとぐらはみんなに愛されてるんだなぁと感心しました。
 おそらく、普段は美術館に足を運ばない人もたくさん来てるんだと思う。
 岐阜県は文化事業に力を入れているのか、どこの美術館も高校生まで(!)入場が無料です。
 それもあるのでしょうが、美術館がたくさんの人に受け入れられているという実感がありました。この原画展が足がかりになって美術館に足を運ぶ人も増えるに違いない。そう思える楽しい企画展でした。

 展覧会の内容と言いますと、やっぱり彼女の絵は素晴らしい。
 「ぐりとぐら」シリーズのほかに「そらいろのたね」や「あひるのバーバちゃん」シリーズ、「ゆうこちゃん」シリーズ、「もりのへなそうる」などたくさんの作品の原画があらすじつきで紹介されていました。
 絵本で見慣れた絵ではありますが、原画は発色が違いますね。本当に絵が生き生きとしています。
 流れるような線に、透き通ったりふっくらしたりする色たち。
 ぐりとぐらのカステラを食べるシーンが絵本ではゾウは一匹しかいないけど、実は原画ではゾウは2匹だったり…。新しい発見もたくさんありました。
 でも、小さい子供はどうしても途中で飽きちゃうみたいで。
 うちの次男も途中で飽きて「のどが渇いた~」と言い出しましたが、他にも飽きた子どもをなだめているお母さんの姿をたくさん見かけました。どこも同じか^^;

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 今日の夕方はインターネット衛星「きずな」の打ち上げがあったので、急いで帰路に着きました。
 これの中継があるって、3号さんに教えていただいてたんですよね。
 うちは家族みんなで見ましたよ♪すごくワクワクしました!
 「本当にカウント『0』で点火するんだなぁ」と妙なところで感心してしまいましたが。
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