アバウトなつぶやき

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親子食育体感セミナー

2008年02月16日 | かんしょう
 おかげさまで、昨夜の火傷は痛みが治まりました。
 もちろん触ったり力が入ったりすると痛いのですが、じっとしててもひりひりするってことはありません。ご心配ありがとうございます。

 病院で化膿止めももらったことだし、安心して申し込んであった「親子食育体感セミナー」に参加して来ました。
 これはJA三重が小学3年生以上を対象にして4年前から開催してるもので、いつもは津市で開催されてるのですが、今年はわが市で開催される事になりました。おかげさまで当選です。

 親子で参加と言っても、午前は親と子供で分かれます。
 子供たちは料理教室、親はその間に食育に関しての講習です。 
 講習の内容は政府が指導している食生活指針に始まり、日本の自給率や風土などを含めて考えた上で日本食を見直す時期に来ている、という内容になっていました。
 ちなみに講師はJA職員ではなく、栄養士。調理学校の講師をなさっていた方のようです。

 会場はユマニテク調理製菓専門学校だったのですが、おかげで調理の指導はここの先生がしてくれます。グループごとにここの学生さんなんかも入ってくれて、なかなか質の良い料理教室です。


 今回のメニューは
・ごぼうの炊き込みご飯
・鶏肉の白菜蒸し
・蕪まんじゅうのお吸い物
・ブラマンジェ
・れんこんのお焼き(午後の講習用)


▲難しい行程は学校側のスタッフがやってくれるだけあって美味しい!
 どれも良い加減なのですが、特に蕪まんじゅうはふっわふわ。エビ、かまぼこ、ゆり根、きくらげなども入ってて絶妙でした。


 この後、三重の名産である伊勢茶を使っての講習です。
 クイズをしてプレゼントを頂いたり、美味しい煎茶の入れ方を教えていただいたりと、楽しい時間が過ごせました。
 実際に淹れた煎茶を頂く時に、午前に作ったれんこんのお焼きもいただきました。
 れんこんは、具ではなくすりおろしたものを片栗粉と混ぜて生地にしています。中の具はあんこなので、まるで普通の焼おまんじゅう。これはれんこん嫌いだと言ってた長男も喜んでました。

 今、例の中国の餃子のおかげで日本の自給率の話が頻繁に持ち上がります。
 今年の調べでは、日本の食糧自給率は39%だそうです。米以外の食物は、ほとんど外国に頼ってるわけなんですよ。
 ワタクシ、JAの直営店である「四季彩」をよく利用しますが、地産地消の大切さを改めて感じました。


 これが今日の戦利品。
 左の「ちゃぐりん」はJAの子供向け雑誌で、右の急須は地場産産業である「萬古焼」の紫泥急須です。(紫泥=しでい と言うのは、市内で採れる粘土を使った萬古焼で鉄分を含んでおり土色に少し艶があるのが特徴です。現在も地元の土で足りてるかは不明。)
 それと、手前のボールペン(お米のキャラクター付き!)は参加親子全員へのプレゼント♪

 こんな風に、美味しくてためになるお話しも聞けたセミナーだったわけですが、特に長男は「無料で参加したのにプレゼントをもらえる」と言うところが大変気に入ったご様子です。主婦みたいなやっちゃなぁ。