ゴミ拾いに挑戦してて、休み中だったけど再開しました

いつの間にか浜がゴミの山に。自分自身の健康のためにもゴミ拾いを始めました。引っ越し先から戻ってきてゴミ拾い再開しました。

根尾の薄墨桜と断層

2011-04-21 23:55:46 | Weblog

翌日、いよいよ薄墨桜を見に、樽見鉄道で樽見まで。
30分前にホームに行くと、既に行列ができていました。
樽見鉄道は1時間に1本くらいしか列車が運行されていないので
この薄墨桜の時期は混雑するようです。
2両編成の列車に、並んでいた人達はほとんど座れたようでした。
あとからぼつぼつと乗り込んできて、まあまあの混雑となりました。


最初は薄墨桜のある樽見駅まで乗るつもりでしたが
ひとつ前の水鳥(みどり)で降りることにしました。
地震断層観察館を見ていく事にしたのです。
断層から薄墨桜までが2キロ程の距離だったので、それくらいなら充分歩ける
と言う事になったのです。


水鳥の駅に降りると
「断層こっち」みたいな看板がありました。
そして
「断層 ここ」




根尾谷断層




地震断層観察館
垂直に断ち切られた6メートルに及ぶくい違いを見ることができます。


1891年10月28日 午前6時37分
東海地方を襲った濃尾地震で出来た断層です。


この地震で7000人もの人が亡くなりました。
地震国、日本では忘れた頃に大きな地震が起きるのですね。
今回の東日本大震災でも海底が5メートルも隆起したと言われています。
6メートルもの隆起が起きた濃尾地震は推定マグニチュー8.0と言われていますが
もしかしたら、もっと大きな地震だったのかもしれません。
震源地の根尾村はほとんど壊滅状態だったのですが
今は穏やかな農村風景となっています。







地震断層観察館を出て、薄墨桜に向かいます。
途中で、大きな桜の木がありました。

板所の彼岸桜
村指定の天然記念物の樹齢400年のエドヒガン
その昔、薄墨桜の枝からとった5本の桜のうちの一本だと言う言い伝えだそうです。





やっと薄墨桜の下の駐車場のあたりまで来ました。
能郷白山(と思われる)雪をいただいた山が見えてきました。





そして、薄墨桜



おお、これが薄墨桜か・・・




樹齢1500年とも言われる古木
継体天皇のお手植えだと言う伝説があるそうです。
つっかい棒がたくさんあります。

根っこも、若い大島桜の根を継ぎ足して大手術したそうです。
昭和になってから2回、枯死の危険があったそうですが乗り越えてきました。







薄墨桜の薄墨色とは??






どんな色の事でしょうか。


樹齢1500年の薄墨桜には近寄る事ができないので
花間近く見ることができません。
薄墨色とは、さて、どんな色なのか?






おまけ 蜂須賀桜

ここで、蜂須賀桜にお目にかかれるとは思ってもいませんでした。
江戸時代まで徳島城御殿にあった桜です。
早咲きのカンザクラ系の桜だそうです。




芭蕉と大垣

2011-04-21 11:05:33 | Weblog
大垣駅前のホテルのロビーで友達Mと待ち合わせました。
二人とも時間より早く着きました。
あらら、二人とも遅刻常習犯だったのに、年をとって良い子になったもんです。
久しぶりの再開。
6年ほど前の小学校の同窓会以来でしょうか。
6年前よりMが太っていたので、すごく安心する醜い女心を自覚する。
(お互い、私の方が痩せているわぁ~、若いわぁ~と思っている、が、同じ様なもんである)
再会を喜び合い、とりあえず、大垣市内を散策する事にしました。


大垣に泊まることにしたのは、ただ単に、薄墨桜のある樽見まで行く樽見鉄道の始発駅だったからです。
ところが、何と大垣は「奥の細道むすびの地」で、芭蕉にゆかりのある地だったのです。
ああ、知らなかった~。
あの千住で始まった、奥の細道の旅は、ここ大垣で終わったのですね。
千住、日光、仙台、平泉、坂田、新潟、金沢、敦賀、そして大垣
5ヶ月の旅だったそうです。


大垣は水の豊かな所です。
水路にはきれいな水がとうとうと流れていて
水草がゆらゆらゆれています。
大きな鯉も泳いでいます。





と言うわけで、水の都 大垣舟下り \1000
オレンジ色のライフジャケットを着せられて舟に乗りこみます。




残念ながら水路沿いのソメイヨシノは散ってしまっていましたが
水の都の充分雰囲気を味わいました。






奥の細道むすびの地
千住にも確か芭蕉さんの銅像があった様に思いますが、
ここにも芭蕉さんが。
後ろにいるのは誰???
ちょっと分りませんが、ソラさんではないみたいです。




昔から人と変わった事をするのが好きで探検好きだった二人は
それなりに大人(おばはん)になって、それなりに落ち着き(パワーアップし?)
一応、世間に迷惑かけることなく(自覚なく)生きていますが
やっぱり根っこは小学生の頃と同じですね。
小学生の頃の話で盛り上がりながら大垣の町を歩き回りました。
ホテルに着いてから喋り続けたのですっかり疲れて、その夜はぐっすり眠れました~~。