こんにちは。二年目の加藤です。
更新が滞ってしまい、すいませんでした。
大学に入ってから割と本を読むのですが、最近読んだ中に
「心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣」(幻冬舎)
があります。
これはプロサッカー選手である、長谷部誠選手が書かれた本で、110万部のベストセラーになりました。
まず以下の文章を引用します。
「僕は試合後に、『ツイていたね』とか『運がよかったね』と言われるのが嫌いだ。ギリギリのところで運が味方してくれるのは、ただ運がよかったわけではなく、それにふさわしい準備を僕がしていたはずだから。逆に『運が悪かった』とも思わない。結果が悪かったときには、『運』を味方につける努力が足りなかったのだと思っている。(略)『スペイン語で運(la suerte)は女性名詞。だから、アルゼンチンの人たちは”運を女性のように口説きなさい”と言うんだ。何も努力しないで振り向いてくれる女性なんていないだろ?それと同じで、運もこちらが必死に口説こうとしないと振り向いてくれないんだ』」
非常にユーモラスな表現だと思います。
女性を口説くのは苦手ですが、運は口説いてみせます。
次に、筆者が取材などで、「大一番に力を発揮するにはどうすればいいか。」と質問されたときの答えを引用します。
「平穏に夜を過ごし、睡眠をしっかり取る」
これだけです。至ってシンプル。日々の出来事が本番に直結していると。
しかし筆者は、寝るまでの1時間に徹底的にこだわっています。
リラクゼーション音楽を流したり、お香を焚いたり、高濃度酸素を吸ったり(回復力アップにいいらしい)……etc。
この辺の意識の高さは、さすがプロといったところです。
しかし私たちも一アスリートとして、ただ単に「プロは違うな~」と言ってるだけではいけないというところが、一般人と違うところでしょう。
この本は題名通り、「心」に焦点を当てたものです。
心、技、体の一番の根幹である心。
絶対におろそかにはできません。
冬練も半ばに入り、強度が上がってくるころ。
毎回のキツい練習でざわついた心を癒し、次の練習に万全の状態で挑む。
見えないからこそ疎かになりがちですが、非常に重要だと思います。
最後になりますが、筆者は「一人温泉」に結構行くらしいです。
皆さんも疲労してどうしようもないとき、ぜひ「たまゆら」(*1)に足を運びましょう。
*1「たまゆら」…日々ボート部員でごった返す人気の銭湯。入浴後のコーヒー牛乳は母の味。
長文、乱文失礼しました。
以上で終わります。