こんにちは。2年目漕手の久我柊太です。
ここ最近の自分の状態について書こうと思います。
はっきり言って悪いです。最悪です。
3週間前に腰を怪我して、練習を止めさせてもらい、不動さんや整骨院の先生に見てもらって何とか治すことができました。
不動さんには毎度毎度本当に感謝です。
完全ではないですが怪我は治り、エルゴも漕げるようになっているのですが、、
タイムが本当に出ない。
怪我明けすぐに自分本来のタイムを出せないのは頭ではしょうがないとわかっていますが、どうしても怪我前の自分と比べてしまう。
でも焦ってまた怪我をして、また練習できない日々に戻るのかと思うと心配になってどうしていいか分からなくなる。
確実なのは、今現在、すぐにタイムを伸ばすためのアプローチを自分はできていない。
前までは明日TTやってと言われてもベストを出すぞという思いで練習していましたし、それぐらいの状態になってる自信はありました。
今の頑張りは明日、1週間、2週間とかの短いスパンで結果が出るものではなく、3ヶ月後とか、冬練後の為にタイムを出す為のものになっている気がする。
間違っていないのかもしれないですが、そういう練習は中々しんどいです。今日より明日はいいタイムを出せるようになっていたい。毎日速くなっていたい。
昨日の自分、1週間前の自分、3ヶ月前の自分、1年前の自分には勿論勝っていたい。ボコボコにしたい。
でも中々そうは行かない、、
こんな感じでモヤモヤしてイライラしながら練習してしまってるのが現状です。
ただ、こういう状況はスポーツではよくあることだと思います。初めは伸びて、停滞期が来て、ここで頑張れば時間が経った後にまた伸びて、、
どんなスポーツでも逆境はつきものですよね。
先日の佐々野大輝さんのスポーツヒューマン「逆境が俺を強くする」。皆さんはご覧になったでしょうか?
佐々野大輝さんはボート関係者であれば勿論知っている有名なCOXだと思います。
NTTがエイトで日本記録を打ち出した時の佐々野さんのコールは鳥肌ものでした。何十回も見て、聞いてます。
2019年オッ盾のエイト決勝の動画です。
佐々野さんは日本一のCOXだと思っていますし、欠点なんてないと思っていたのですが、こんな完璧なコールをできる人でも逆境はあったようです。詳しくはスポーツヒューマンをご覧下さい。
見れない人は現役で有れば僕のお家にお招きしましょう。
自分がすごい、憧れる。この人は完璧だと思う人にも逆境や挫折はあるんだと思うと少し元気付けられます。
すごい人も悩んでいることはもしかしたら自分とあまり変わらないのかなって思うと勇気づけられます。
余談ですが、卓球の張本智和も今年のオリンピック、世界卓球では金メダルを期待されながらも全く振るわず、世界卓球では初戦敗退に終わってしまいました。
天才張本智和でもここまで落ちぶれることがあるのかと思ったのも束の間、
先日のグランドファイナルでは世界の強豪を次々と倒して気づけば世界の大会で準優勝。
逆境から返り咲いてみせました。
この結果はここ最近の僕のメンタルを感動させ、奮い立たせてくれました。
(次の日の練習でまたメンタル折れそうになりましたが、、)
きっと逆境は誰にでもあって、身近な人にも、憧れる人にも意外と自分と同じようなことで悩んでいるのかもしれません。
ボートを10年以上やってきた佐々野選手、卓球を2歳から始めた張本選手もきっと似たような逆境を味わっていて、でもその逆境を乗り越えたから彼らは上に行っている。
ここを乗り越えれば自分も強くなれる!
目指している次元は全く違いますが、だからこそ乗り越えれば自分の方が伸びが良いんじゃないかな、なんて思ったりもしています。
元卓球部でも頑張ればフィジカル中心のボートに食らいついて行けるんだぞってところ、見せていきたいですね。
反骨精神です。
そう思って辛いところを頑張って行こうと思います。