こんばんは。1年目漕手の東(あずま)です。
先日始まったと思っていた東京五輪も残すところあとわずかとなりました。
時間が許す限り様々な競技を見ましたが、どれも素晴らしいゲームであり、「現地で見られたらどれほど良かったか...!」と何度も思いました。
数ある競技の中、我々が決して見逃してはいけなかったのはやはりボート競技でしょう。地上波での放送はなかったものの、ネット中継で見ることができました。本当ならば生で見ることができたのに非常に残念ですね。
世界の名だたる強豪たちが海の森に集結し、世界最速を決めていたわけですが、私には大会前から密かに注目しているチームがありました。
それが題名にあるとおりニュージーランドです。
というのも、ニュージーランド代表がオリンピックの事前合宿として私の地元である瀬田に来ていたからです。札幌にいる私ですら、この瀬田での合宿にドキドキわくわくしていたのですから、現地のボート関係者はもうお祭り騒ぎになっていたことでしょう。本当なら現地で見れたと思うと少し悔しいです。
そんなニュージーランド代表は金3枚、銀2枚をボート競技で獲得するという大躍進を遂げました。ボート最強国家と言っても良いくらいです。
彼らの漕ぎは速いというのは言わずもがなですが、とても綺麗なんです。美しいんです。そして、それが顕著に表れるのはノーワークで漕いでいるときなのです。特にエイトは、美しく、優雅に、滑るように進んでいく漕ぎは黒一色で統一している様から、さながら湖面を華麗に進むコクチョウのよう。
漕ぎの動画を見ていて惚れ惚れしました。何度見ても飽きません、芸術品です。
このような漕ぎを見せつけられてしまったので、私の漕ぎの最終到達点はニュージーランドの漕ぎとなりました。一生たどり着けないような気もしますが、目指すはニュージーランドです。
まずは、見て学ぼうと思います。血眼になって何度も何度も動画を見返していきます。