事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

港座通信小劇場版~港座の昭和「三つ数えろ」

2009-10-18 | 港座

「カルメン故郷に帰る」特集はこちら

三つ数えろ」The Big Sleep(1946 ワーナー)1時間54分

原作:レイモンド・チャンドラー 監督:ハワード・ホークス 出演:ハンフリー・ボガート ローレン・バコール

 ご存じ、私立探偵フィリップ・マーロウをボギーが演じた作品。脚本はなんとウィリアム・フォークナー。実は二十年ほど前に「港座クラシックス」として中劇場で一度上映されています。

非常に込み入った事件なのでストーリーを追うのはたいへんですが、原作者もうまく要約できないほどなのでお気になさらずに。ボガート&バコール夫妻の切れ味鋭い演技を堪能していただければ。

24日は同じ時間帯に大劇場で「カサブランカ」が上映されます。どちらのボギーを選ばれますか?

※文中にあるように上映は24日(土)16:00。
その「港座クラシックス」でわたしは鑑賞したはず。蘭を栽培する温室のシーンが、作品のイメージをダークなものにしていた。

フィリップ・マーロウはロバート・ミッチャムが「さらば愛しき女よ」(池袋文芸座で観たおぼえがあります)、ジェームズ・ガーナーが「かわいい女」(ブルース・リーが出ています)を演じていますが、ボギー以外ではなんといってもエリオット・グールドの「ロング・グッドバイ」(ロバート・アルトマン監督)がおすすめです。原作のファンは怒るでしょうけれど。

「本の雑誌」の最新号で、椎名誠もオールタイムベストの作品として「ロング・グッドバイ」をあげていました。意外。

次回は「雨月物語

港座オフィシャルブログはこちら↓

http://minatoza.exblog.jp/

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