事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

龍馬伝~第41話「さらば高杉晋作」

2010-10-10 | テレビ番組

Rikiishi03 第40話「清風亭の対決」はこちら

前回の視聴率は14.3%。もうちょっと行くと思ったのにな。番組改編期といえば、スペシャル番組が視聴率表をゆるがすものだったのに、いまでは単に長時間番組にすぎないあたりは制作側もよく考えてもらわないと。

大河ドラマは、考えてみれば毎週スペシャルと言えるぐらいの製作費なはずだし、現在の低視聴率状態がニュースになるのは仕方ないかも。

さて、今回から海援隊が本格始動し、“商売”の話になっていくのかと思ったらそうでもない。トラックバックしてくれている人たちが『龍馬伝』じゃなくて『高杉伝』では?と思うくらい伊勢谷友介の魅力が近ごろ爆発しまくっている。「あしたのジョー」が楽しみだなあ。

実は「十三人の刺客」でも、いちばんおいしいところを(山田孝之じゃないかと考える人もいるでしょう)もっていった伊勢谷だけど、実は地味な経歴の坂本龍馬より、高杉晋作は龍馬よりも先にパッと散った派手な花ではある。

だから幕末のスターとして、「幕末太陽伝」(大傑作)では石原裕次郎が彼を演じたのだし、「花神」(傑作)では中村雅俊が「いよっ!征夷大将軍!」とかます無茶な設定にもなりえた。なにしろ伝説の人ですから何でもあり。三味線弾きながら戦場に出るくらいかわいいもんだ

あー「花神」の話にどうしてもなっちゃう。司馬遼太郎の原作がなにしろひたすら面白くて、だから左翼であるにもかかわらず(笑)、靖国神社に屹立している大村益次郎像には今でもシンパシーが。頭がやたらにでかいってのもいいぞ大村。他人事じゃないし。

これからはようやく岩崎弥太郎のお話がちゃんと歴史にリンクしてくる。わたし、自分は三菱とは全然関係ないと思っていたら、新婚旅行は日本郵船にお世話になっていたのでした。思いっきりトラブルが多かった旅行だけど、違約金みたいなのがちゃんと払い込まれていたので気持ち的にOK。ナイス三菱。ナイス弥太郎。

商売の話になりつつ、でも大儲けって感じにはならないので今回の視聴率は13%台かな。

第42話「いろは丸事件」につづく

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