事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

おんな城主直虎 第48回 信長、浜松来たいってよ

2017-12-03 | 大河ドラマ

第47回「決戦は高天神」はこちら

先週は大河ブロガー引退とかかましてすみませんでした。もちろん最終回までちゃんとやります、この大河はね。

来年はスルー確定として、再来年は宮藤官九郎脚本で、ビートたけしが志ん生役で語り手というとんでもなさ。見ないわけがないですもん。

にしても、直虎における語り手の中村梅雀はいったい誰という設定なんだろう。井伊家の末裔である、桜田門外でとんでもないことになった人?それとも、まだ登場していないことのほうが不自然な、元草履取りの人

前回の視聴率は11.3%。強敵のイッテQがなかったけれども、伏兵の池の水をぜんぶ抜くヤツがあったので食われちゃったか。

さて今回は信長を接待するお話。家康は妻と長男を殺させた男を必死でもてなす。家中のみんなも腹の底では怒りまくっている。そこへ、今川氏真登場。時節柄微妙な趣向で信長を喜ばせる。この大河では信長はひたすら悪いので、小兵の中野が善戦するのを「桶狭間を思い出すのぉ」と家康につぶやく。倒した今川が用意したのに(笑)。この回のために、氏真は延々と登場していたことがよくわかりました。

みやびな氏真と、教養人である明智光秀が気脈を通じていたという設定を森下さんはとったようだ。お返しに家康を招待するのは、彼を家来ごと亡き者にしようと信長が考えていたと。本能寺については、誰が何を語ってもいいことになっているので、それもありでしょう。

直虎は、すでにフィクサーの風格を身につけて家康をあおる。ドラマとして、筋が通っています。

今回のタイトルはあの青春映画の傑作からいただいている。学校カーストの低位にいる映画少年(神木隆之介)と、最高位にいるイケメン(東出昌大)の関係が最後に、というあのラストを、家康と信長の関係性に……考えすぎですね(笑)。

最終回も近いし、視聴率は12%台復帰と読みました。

第49回「本能寺が変」につづく

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