事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「臨床犯罪学者 火村英生の推理」(2016 日テレ)

2017-12-03 | テレビ番組

大好きな、おそらく日本の名探偵のなかでわたしがいちばん好きな有栖川有栖の火村英生シリーズのドラマ化。主演が斎藤工。脚本はマギー。いろいろと言われたようだけれども、ファンとして納得の布陣。

火村のシリーズは、出版社が講談社、角川書店、双葉社、光文社、新潮社、徳間書店、文藝春秋と多岐にわたるため、コンプリートするのが大変。ドラマ化によって重版されたものもあったので、それだけでもありがたい話です。

採り上げられたのは「ダリの繭」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など。まさか最初に「マレー鉄道の謎」をやるわけにもいかないので、当然の選択だったでしょうね。

例によって毎週テレビドラマを視聴する習慣が(大河をのぞいて)ない根性なしなので、DVDになってから一気に拝見。お世辞じゃなく、面白く見ました。

ただ残念だったのは、斎藤工があまりにコートをひらひらさせすぎたのと(笑)、彼が殺人衝動をかかえている設定を掘り下げすぎたあたり。クールに展開するのがこのシリーズの良さなんだけどな。だから長続きしているわけだし。

下宿の婆ちゃんが夏木マリなので妙に艶めかしいのが笑えて、優香を完全に凌駕しています。学生役の山本美月がたいそうかわいくて、斎藤工とCMで共演しているのはこのドラマのおかげでしょ。

鑑識がマキタスポーツで、刑事が生瀬勝久。彼らのこれまでの役柄を活かし、視聴者をミスリードするあたり、ドラマでなければできない小技もあってうれしい。

でも今回のドラマ化でいちばんうれしかったのは、アリス役の窪田正孝の魅力が全開だったこと。これまでまったく意識しないできましたが、これからは注目していこう。「今さらかよ!」と盛大なツッコミが聞こえてくる(笑)。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
DVDに (大阪支社長)
2017-12-03 17:21:48
なってから一気に拝見・・・するんですか。
すごい、私、それはしないですねえ。
だいたい窪田正孝ってのがどっちか分からない
( ;∀;)
返信する
えええっ!? (hori)
2017-12-04 18:32:47
せめて斎藤工と窪田正孝の区別は
つくようになりましょうよ。
ちなみに、左がセクシー斎藤で右が
やっぱりセクシー窪田。
区別つかんかこれじゃ(^_^;)
返信する
>左がセクシー斎藤で右が (大阪支社長)
2017-12-05 05:53:26
>やっぱりセクシー窪田。

昔、どの女優を見てもフカキョンに見えて、嫁から相手にされなくなりましたが、
今まさに誰を見ても・・・
(*'ω'*)
返信する

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