事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

バンド臨終図巻PART3 ザ・タイガース 

2018-11-06 | 音楽

ザ・タイガース 花の首飾り【高画質】

PART2「ジャニーズ」はこちら

69年3月5日、アルバムのリハーサル中に加橋かつみが失踪。渡辺プロは記者会見を開き、契約不履行を理由に加橋の除名を発表。しかしこれは渡辺プロの狂言で、すでに脱退についての合意が取り交わされていた。加橋はソロアルバムのレコーディングのためにパリへ飛んだが、その手配は渡辺プロが助力した。

……なんか、大騒ぎだったよな、程度の記憶しかない。加橋の代わりに入ったのが岸部おさみ(一徳)の弟の岸部シロー。加入当時、彼は楽器をマスターしていなかったとか。この騒ぎに幻滅したのがドラムスの瞳みのる(ピー)で、彼は解散後に慶応高校の漢文の教師になる。彼の自伝は陰鬱だったなあ。(このVでも徹底的に無視されているのは露骨~

沢田研二という存在はもっとだいじにしてくれないと。なんか近ごろ、彼がバッシングされているようなので怒っています。

イギリスにはミック・ジャガーがいる。でも日本には沢田研二がいるのである(「気分はもう戦争」で矢作俊彦と大友克洋が絶叫)。

彼のことをみんななめてないか?

わたしは彼のファンでも何でもないけれども(なにしろ渡辺プロを中心とした旧態依然な芸能界ってものが嫌いだったから)沢田研二の素晴らしさだけは否定できない。よく考えればあの特異な声の美しさとルックスの狂気が(萩原健一よりよほど危ない感じ。美しすぎて)「太陽を盗んだ男」という名作を生んだのではなかったか。

PART4「エアロスミス」篇につづく

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« うまい店ピンポイント2018年... | トップ | バンド臨終図巻PART4 Aeros... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

音楽」カテゴリの最新記事