「美男の系譜」はこちら。
♯98 蓮實重彦(元東大総長) & 寺脇研(元文科省官僚)
東大時代、蓮實は寺脇の担任だったのだそうだ。寺脇がその事実を明かしたのはつい先日のこと。
同じ映画評論の道を歩みながら、めざした方向は微妙に違っているように思える。
影響力は(立教での教え子たちも含めて)蓮實の方が爆発的だったわけだけれど、ひたすらキネ旬読者であったわたしは寺脇の文章の方を100倍は読んでいる。
東大総長という遠い世界よりも、ゆとり教育がらみで市町村立小中学校にとっては寺脇の方がなじみ深いし。
しかしまさかどちらも官の世界でここまでキャリアアップするとは。映画関係は出世街道ですか。あるいは東大ではそっちの方面もちゃんと履修させているとか。
師弟シリーズはつづきます。
不登校、退学者20万人、精神疾患休職教員5400人。こんな学校に通えば、ひきこもり、ニート、失業者となり、四万人の自殺者が出るのは当然です。
日本国民は、なぜこんなデタラメ教育を許しておくのでしょうか。子供の不幸を見て見ぬふりする堕落した日本人こそ、自民党・官僚政治の愚民化政策が作り出した愚民です。
教育現場から愚民化教育のおぞましい実態を詳細に暴露したのが「『おバカ教育』の構造」(阿吽正望 日新報道)です。時代錯誤の文科省官僚は、この知識時代に愚民化教育を行い、若者を貧窮させ、犯罪に走らせ、国家衰退を作り続けています。
これは、薬害エイズや薬害肝炎を起こした厚労省官僚を越える大罪ですよ。
悪徳官僚への恨みと呪いの声が、親や教師から聞こえてきます。
うらめしや、うらめしや、うらめしや。