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事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

ガイ・リッチー三昧7 「ジェントルメン」The Gentlemen (2019 ミラマックス)

2023-02-01 | 洋画

シャーロック・ホームズ篇はこちら

ガイ・リッチーが原点にもどって、チンピラたちと悪ボスとの派手なやりとりを、例によって速射砲のように描く。あの人の映画のタイトルが「紳士たち」なので紳士的じゃない登場人物たちのお話なのは歴然。

キャストはこれまでとちょっと違っていて、主役はマシュー・マコノヒー。くわえて「コードネームU.N.C.L.E」からガイ・リッチー組に参戦したヒュー・グランと、のちに「キング・アーサー」で主役をはることになるチャーリー・ハナムがいい感じ。

いつもならジェイソン・ステイサムがやるような、めちゃめちゃに強面のボクシングのコーチがコリン・ファレルと意表をついた。

今回は(も)麻薬取引のお話。イギリスでどうやって大麻を栽培するか……イギリスだからこその場所があって、これはいかにもありそう。

次から次へと悪い奴が登場し、んで誰がいちばん悪いのか。堪能いたしました。

「キング・アーサー」篇につづく。いつまでこのシリーズ続くのかなあ。

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「BRUTUS特別編集 合本 村上春樹」マガジンハウス

2023-02-01 | 本と雑誌

「村上春樹って読んでるんですよね」同僚から。

事務だよりに「ドライブ・マイ・カー」を特集したりしてるし。

「小説は全部読んでるかな」

「あたまよさそー、あたしダメなんですよ、あの文体が」

へー。

めずらしくコンビニの書棚を眺めていたら、このムックを見つける。おお、即購入。だってわたしが初めて村上春樹を読んだのは、このBRUTUSにおいてだったの。

掲載されていたのは短篇「ニューヨーク炭鉱の悲劇」でした。衝撃でしたね。こんなすごい作家なのかと。それ以来、彼の小説はすべて読んでいるのだからいかにでかい衝撃だったかおわかりでしょう。いまあれを読めるのは中公文庫の「中国行きのスロウ・ボート」です。買え!読め!

まあ、村上春樹は、ブルータスの編集者がこの作品を載せるのを渋った経緯も明かしている。タイトルをいただいたビージーズはださいと(笑)。

先週、その同僚が司書にリクエストしたらしく、わたしのお薦めの「蛍・納屋を焼く・その他の短編」(新潮文庫)が購入されていました。

コメント (2)
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