事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

マイベスト2021 国内興行成績篇

2022-03-11 | 邦画

キネマ旬報外国映画ベストテン篇はこちら。 

さあマイベスト2021年も大詰め。今回は国内興行成績篇。単位は億円。

1 シン・エヴァンゲリオン劇場版(東宝=東映) 102

2 名探偵コナン 緋色の弾丸(東宝) 76

3 龍とそばかすの姫(東宝) 66

4 ARASHI Anniversary Tour 5(松竹) 45

5 東京リベンジャーズ(ワーナー) 45

6 るろうに剣心 最終章The Final (ワーナー) 43

7 新解釈・三國志(東宝) 40

8 花束みたいな恋をした(東京テアトル=リトルモア) 38

9 マスカレード・ナイト(東宝) 38

10 ワイルド・スピード/ジェットブレイク(東宝東和) 36

……おわかりでしょうか。外国映画が1本しか見当たらない。これにはハリウッドの事情が影響している。

配信に力を入れるメジャー各社は、コロナ禍のなかで次第に封切りと配信のタイムラグ(ウィンドウと言うらしいです)を短くし、ついには同時に公開することまで始めてしまった。これに激怒したのがクリストファー・ノーランたちだったわけ。こうなると劇場公開せずに配信オンリーの作品も増えてきて、日本公開する作品自体が減少してしまったのだ。

確かに配信は便利だ。いつでもどこでもどんな作品でも楽しむことができる。

でも、それではどうしてわたしはクルマで30分(イオンシネマ三川)、1時間半(フォーラム東根)、2時間(フォーラム山形)まで出かけて、安くない入場料を払うのだろう。古い考え方かもしれないが、やはり劇場で、他者といっしょに鑑賞する経験は得難いじゃないですか。

ま、劇場でだけ公開したスパイダーマンの新作が(SONYが自前の配信メディアを持っていないとはいえ)バカみたいなヒットを記録したことで、風向きは変わってきているようだが。にしても「花束みたいな恋をした」の大ヒットにはびっくり。見てみよう。

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