事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

検診の朝 海鮮どんやとびしま

2019-07-27 | 健康・病気

年に一度の検診。

その朝は完全にルーティン化している。おしっこを容器に入れ、保険証を忘れないように、ああタバコが吸いたい、お腹がすいた……

今年も暑かった。日射しが強いのでどこか日陰に駐車したいのに東町の検診センターにはそんな場所はございません。

7時過ぎに入る。わたしにしては早いほう。え、29番?おやおや意外にすいてるなあ。小学校が夏休みに入ったのでそっち系がたくさんいるかと思ったのに。まあ、中学校の終業式の日に検診に来る学校事務職員もたいしたものだけど。

LLの検診衣を着て、ロッカーの鍵を手首に。さっそく呼ばれる。

おや、新機軸。左手首に紙が巻かれる。

「?」

バーコードで管理するようだった。へー。

最初の難関。血圧測定。前までは2回測って“いいほうの数字”を採用してもらっていたのに去年から平均に……お、いい感じ。

つづいての難関、採血。わたしは注射が大嫌いだからね。

「!!!」

なんと血を採るのは元同僚ですっ!元養護教諭ね。

「まさか××さんに血をとられる日が来るとはなあ」

「人生いろいろよ。これからあたしを“吸血女”って呼んでね」

痛くなくて非常にけっこうでした。

さて勝負だ。身長と体重測定。この日のためにはわたしは……おおおお。つづいて腹囲測定。去年は85.2センチという悔しい結果だった……うほほほほほ。

くわしい数字はまもなくお送りする検診2019で。

そしてルーティンどおり海鮮どんやとびしまに向かい、自分へのごほうびだと中トロいくら丼!税別1500円をいただく。例によって連絡船を眺めながら。うううおいしい。がんばったなあおれ。

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勝手に人生相談Vol.26 夢見る六十代 彼と彼女のソネット Tomoyo Harada (Japanese ver.)

2019-07-27 | 日記・エッセイ・コラム

彼と彼女のソネット - 原田知世 (1987年) / T'en Va Pas - Tomoyo Harada (Japanese ver.)

Vol.25「専業主婦が許せない」は事務だよりバージョンです。

60代女性。娘はすでに独立しており、70代の夫と二人暮らしです。夫とのことを相談します。

大恋愛で結婚して45年。もうすっかり落ち着いた良い夫婦になったように思います。若い頃のような性生活はもうできませんが、最近はよく夫と話をしたり、孫のところに出かけたりして、とてもいい夫婦関係です。

それはそれで楽しいのですが、若い日の性生活を思い出して、とても寂しくなることがあります。愛する人とのそれはとても幸せで、女の幸せに何度涙したことでしょう。今はもう良い思い出だけです。

懐かしく、もうかなわないことなので、何だか切なくなります。今の幸せに満足しているのに、だだっ子みたいにないものを切なく思うのは変でしょうか。

心の持ちようを教えていただければと思います。(兵庫・R子)

……スヌーピーの便箋にこの相談は書かれていたそうだ。いいですなあ。つい「お幸せでけっこうですこと」なんて茶々をいれたくなりますが、こういうのだってけっこう深い悩みなんだと思う。

だってこの欄では、さっさと他の男と関係を結んだり、修羅場になってるパターンが多すぎる(笑)。あくまで、夫とのセックスを望んでいるあたり、えらいと思いますよR子さん。

60代とは微妙な年代なんだな。欲望をかかえながらも、夫にそれを伝えることに逡巡してしまうんだから。

わたしのことを棚上げして申し上げますよ。確かに日本はセックスレスな夫婦が多いことで有名なようです。しかし同時に、世界に冠たる長寿国でもあるので、老人ホームではその方面のトラブルが絶えないという噂も。お盛んな方々はお盛んなようです。

どうでしょう。45年前を思い出し、まずはキスから再開するというのは。つぎはB、そしてCと……うわああキーを叩きながら恥ずかしい。でも、ちょっと楽しそうだと思いませんか。そんなご夫婦を想像すると…………ああうらやましい。

あ、言ったろ。おれのことは訊くな

Vol.27「いつもふたりで」につづく

本日の1曲は原田知世。うん、夢見ている。大貫妙子バージョンもよろしく。

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